テレビ番組「料理の鉄人」にて、その名を世間に知らしめた陳建一。
中華の鉄人が、その半生を語る。
父である建民の生き様、そして日本に四川料理を持ち込んだエピソードの数々。
麻婆豆腐にエビチリ、いまや中華料理の代名詞ともいえるこれらの品々は、実は建民が日本向けにアレンジしたものだということは、初めて知った。
麻婆豆腐などのレシピが書かれているのも嬉しい。
とりあえず作ってみたくなる。
個人的に、山椒の利いた四川タイプの麻婆豆腐は好みだけに、ありがたい限りだ。
中国人でありながら、父・建民ともども親子二代にわたって「現代の名工」に選ばれた、陳親子。
その謙虚かつアグレッシブな姿勢が、異国の地での成功をもたらしたのであろう。
by anken99
| 2011-04-28 11:44
| 読書
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