実録犯罪モノが結構好きで、ちょくちょく読んでいる。
本作はすでに絶版になっているが、偶然古本屋で発見したもの。
松山ホステス殺害事件といったら、ご存知だろうか。
福田和子容疑者は、被害者を殺害後、逃亡生活を続けたが、1997年に時効の15年まであと20日というところで逮捕となったものだ。
おでん屋で握ったマラカスの指紋が、逮捕の決め手となった。
この作品は、その福田容疑者が獄中で14年11ヶ月の逃亡生活をつづったものだ。
本人が語る真相というものだけに、興味を持って手に取ったのだが。
実際は本人の愚痴めいたもの、言い訳的なものが、ずいぶんと見て取れた。
整形を繰り返し、逃げまくりの人生はそれなりに大変だったろうが、やはり犯した過ちを消すことはできない。
常人とは異なる犯罪者の精神状態、性格を知るには参考となった。
余談ではあるが、本書の印税の約800万円は、遺族に手渡されたそうだ。
本作はすでに絶版になっているが、偶然古本屋で発見したもの。
松山ホステス殺害事件といったら、ご存知だろうか。
福田和子容疑者は、被害者を殺害後、逃亡生活を続けたが、1997年に時効の15年まであと20日というところで逮捕となったものだ。
おでん屋で握ったマラカスの指紋が、逮捕の決め手となった。
この作品は、その福田容疑者が獄中で14年11ヶ月の逃亡生活をつづったものだ。
本人が語る真相というものだけに、興味を持って手に取ったのだが。
実際は本人の愚痴めいたもの、言い訳的なものが、ずいぶんと見て取れた。
整形を繰り返し、逃げまくりの人生はそれなりに大変だったろうが、やはり犯した過ちを消すことはできない。
常人とは異なる犯罪者の精神状態、性格を知るには参考となった。
余談ではあるが、本書の印税の約800万円は、遺族に手渡されたそうだ。
by anken99
| 2011-05-15 12:04
| 読書
|
Comments(0)