2014年4月に読んだ本は14冊。
まあまあ読めたかなという感覚だ。
全体的に見ると、なんだか軽めのものが多かった。
良かったのは、池井戸の『不祥事』と、高橋秀実の『弱くても勝てます』。
どちらも4月スタートのドラマ原作なのだが、ドラマも面白いが、原作のほうが数倍面白い。
特に『弱くても・・・』は、開成高校野球部を追ったノンフィクション作品で、実に楽しませてくれた。
オススメです。
2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3390ページ
ナイス数:131ナイス
柳井正の希望を持とう (朝日新書)の感想
ユニクロ、柳井さん関連本はいくつか読んだが、どうも本作は響くものが少なかった。なんだろう?人間的な魅力がどうも。。。どうせなら、一勝九敗のほうを読むことをおすすめしたい。
読了日:4月2日 著者:柳井正
プロ野球 最強のベストナイン (PHP新書)の感想
データから迫る野球、そんな本はよくあるが、本書の打順からせまるベストナインというアプローチは大変興味深かった。なにしろ長島、金田がはずれている。データに徹してこそならではだが、個人的には一番福本に、大いに共感。
読了日:4月6日 著者:小野俊哉
昭和40年男 2014年 04月号 [雑誌]の感想
俺たち野球で大きくなった━━この言葉に、胸熱くしなくていかがなものだろうか。ついにきたこの特集に大興奮。40年男からは7つほど世代がずれるが、かなり楽しませてもらった。野球ドラマはもちろん、プロ野球チップス、野球盤、漫画キャプテンの記事に号泣。最高です!
読了日:4月6日 著者:
風俗行ったら人生変わったwwwの感想
2chのスレを書籍化した本。TVドラマ、映画にもなったらしい。内容の真偽は疑わしいが、なんだか恋をしたくなった。ピュアなやつ。忘れてしまった何かを取り戻せるかもしれない一冊。
読了日:4月8日 著者:@遼太郎
新装版 不祥事 (講談社文庫)の感想
ドラマが始まるってことで、慌てて購入。本作でも、半沢よろしく、銀行を舞台に主人公の花咲舞が痛快無比の大活躍を繰り広げる。短編形式をとりつつも、全八話の最終話に向けて盛り上げて行く実力は、さすが池井戸さん。劇画チックであり、ヒューマニズムにあふれていたりと、とにかく飽きさせない。文句なしの100点満点だけに、ドラマの出来が気になってやまない。。。
読了日:4月8日 著者:池井戸潤
オニツカの遺伝子 (ベースボール・マガジン社新書)の感想
1日で一気読み。オニツカ、それはアシックスの前進であり、その会社を作った男の名前である。40男のワタシにとって、初めて触れたブランドブームが、小学生のときのスニーカーブームだった。ナイキ、プーマ、アディダスと、いろいろなブランドひしめくなか、我々の心の中で王者として君臨していたのが、アシックスである。ハイエンドモデルのスカイセンサーに涎を垂らしつつ、安価なマラップシリーズを履いていた。。。本書は、国内のランナーには絶対的な信頼を誇るアシックスの会社ストーリー。夢を見る男たちの物語に、愛を感じた。
読了日:4月9日 著者:折山淑美
六本木アンダーワールド (ベストセレクト 824)の感想
関東連合がらみの本を読み終えた直後に購入。著者はナイトビジネスで成功した人物だけに、スキャンダラスな内容を予想したが、そんなことはない。六本木を長い間見てきた男ならではの、いたってまじめな六本木の昭和史といった内容であった。
読了日:4月9日 著者:杉良治
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)の感想
これは面白い!以前からアマゾンのお気に入りに入れてマークはしていたのだが、ドラマ化決定&文庫化を機に、慌てて購入。日本一の秀才が集う高校として知られる開成高校の野球部を追ったノンフィクション。週に一度しか練習ができなかったり、到底恵まれた環境にはないクラブだが、独自の発想をもって都大会のベスト32にまで進出してもいる。これは驚いた。逆転の発想──ドサクサ野球を標榜しているが、当の本人たちはいたってマジメ。それだけに親近感が持てた。ドラマを毎週見ることはもちろんだが、実際の開成高校野球部も応援したいと思う。
読了日:4月16日 著者:高橋秀実
おはぎの感想
カズさん、やっぱりすげえなと思った。本書は『やめないよ』以前の新聞コラムをまとめたもの。そういう内容だとは思っていなかったので、もうけものだった。神戸在籍時だから、もう10年以上は前の書籍だが、カズ節は現在となんら変わりない。だからこそ今なお現役でプレーしているんだろう。前向きな言葉の数々に勇気づけられたが、巻末のテリー伊藤さんとの対談が、何より秀逸だった。マイ殿堂入り決定。
読了日:4月18日 著者:三浦知良
まんがお笑い芸人のタブー教えます (コアコミックス 370)の感想
ついつい買ってしまうコンビニ本(苦笑)。内容が薄いということはわかってはいるのだが、「タブー」とうたっているわりには、ほぼ知っている内容ばかりであった。。。
読了日:4月18日 著者:
プロ野球オール写真選手名鑑 2014 (NSK MOOK)の感想
このところ毎年購入しているスラッガーの選手名鑑。見やすくデータ豊富で言うことなし。じっくり読み込んだので、ますます野球が楽しめる!
読了日:4月22日 著者:
参謀 (講談社文庫)の感想
落合のまさに参謀、森繁ヘッドの著書。基本的に、本の内容は、いかに落合がすばらしいかという落合賛歌だが、たしかに落合はすばらしい。そして森も。森より落合の凄さがきわだった一冊であった。文庫版は巻末に、その落合と森の対談が収載されていて、これもまた興味深い内容だ。
読了日:4月22日 著者:森繁和
ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-の感想
本物なのか、それとも偽物なのか。。。この本を読めば、それが分かると思ったが。本書の刊行後、著者は国会議員にまでなってしまった。この人がいったいなんなのか?もう少し見極めて行きたい。
読了日:4月30日 著者:山本太郎
小沢主義 志を持て、日本人 (集英社文庫)の感想
何しろ2006年の著作だけに、その後現在に至るまでの政治変動を考えると、ちょっと昔話すぎる気もするが、それでも現代政治の重要人物の一人であった小沢一郎という人間について知るには、またとない1冊。その影響力は、今となってはずいぶん小さくなってしまったとはいえ、復権はあるのかという問題も含めて、考えながら読み進めていくことができた。どぶ板選挙という手法、はっきりとモノをいう姿勢など、政治家としての良い側面があることも知った。
読了日:4月30日 著者:小沢一郎
読書メーター
まあまあ読めたかなという感覚だ。
全体的に見ると、なんだか軽めのものが多かった。
良かったのは、池井戸の『不祥事』と、高橋秀実の『弱くても勝てます』。
どちらも4月スタートのドラマ原作なのだが、ドラマも面白いが、原作のほうが数倍面白い。
特に『弱くても・・・』は、開成高校野球部を追ったノンフィクション作品で、実に楽しませてくれた。
オススメです。
2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3390ページ
ナイス数:131ナイス
柳井正の希望を持とう (朝日新書)の感想
ユニクロ、柳井さん関連本はいくつか読んだが、どうも本作は響くものが少なかった。なんだろう?人間的な魅力がどうも。。。どうせなら、一勝九敗のほうを読むことをおすすめしたい。
読了日:4月2日 著者:柳井正
プロ野球 最強のベストナイン (PHP新書)の感想
データから迫る野球、そんな本はよくあるが、本書の打順からせまるベストナインというアプローチは大変興味深かった。なにしろ長島、金田がはずれている。データに徹してこそならではだが、個人的には一番福本に、大いに共感。
読了日:4月6日 著者:小野俊哉
昭和40年男 2014年 04月号 [雑誌]の感想
俺たち野球で大きくなった━━この言葉に、胸熱くしなくていかがなものだろうか。ついにきたこの特集に大興奮。40年男からは7つほど世代がずれるが、かなり楽しませてもらった。野球ドラマはもちろん、プロ野球チップス、野球盤、漫画キャプテンの記事に号泣。最高です!
読了日:4月6日 著者:
風俗行ったら人生変わったwwwの感想
2chのスレを書籍化した本。TVドラマ、映画にもなったらしい。内容の真偽は疑わしいが、なんだか恋をしたくなった。ピュアなやつ。忘れてしまった何かを取り戻せるかもしれない一冊。
読了日:4月8日 著者:@遼太郎
新装版 不祥事 (講談社文庫)の感想
ドラマが始まるってことで、慌てて購入。本作でも、半沢よろしく、銀行を舞台に主人公の花咲舞が痛快無比の大活躍を繰り広げる。短編形式をとりつつも、全八話の最終話に向けて盛り上げて行く実力は、さすが池井戸さん。劇画チックであり、ヒューマニズムにあふれていたりと、とにかく飽きさせない。文句なしの100点満点だけに、ドラマの出来が気になってやまない。。。
読了日:4月8日 著者:池井戸潤
オニツカの遺伝子 (ベースボール・マガジン社新書)の感想
1日で一気読み。オニツカ、それはアシックスの前進であり、その会社を作った男の名前である。40男のワタシにとって、初めて触れたブランドブームが、小学生のときのスニーカーブームだった。ナイキ、プーマ、アディダスと、いろいろなブランドひしめくなか、我々の心の中で王者として君臨していたのが、アシックスである。ハイエンドモデルのスカイセンサーに涎を垂らしつつ、安価なマラップシリーズを履いていた。。。本書は、国内のランナーには絶対的な信頼を誇るアシックスの会社ストーリー。夢を見る男たちの物語に、愛を感じた。
読了日:4月9日 著者:折山淑美
六本木アンダーワールド (ベストセレクト 824)の感想
関東連合がらみの本を読み終えた直後に購入。著者はナイトビジネスで成功した人物だけに、スキャンダラスな内容を予想したが、そんなことはない。六本木を長い間見てきた男ならではの、いたってまじめな六本木の昭和史といった内容であった。
読了日:4月9日 著者:杉良治
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)の感想
これは面白い!以前からアマゾンのお気に入りに入れてマークはしていたのだが、ドラマ化決定&文庫化を機に、慌てて購入。日本一の秀才が集う高校として知られる開成高校の野球部を追ったノンフィクション。週に一度しか練習ができなかったり、到底恵まれた環境にはないクラブだが、独自の発想をもって都大会のベスト32にまで進出してもいる。これは驚いた。逆転の発想──ドサクサ野球を標榜しているが、当の本人たちはいたってマジメ。それだけに親近感が持てた。ドラマを毎週見ることはもちろんだが、実際の開成高校野球部も応援したいと思う。
読了日:4月16日 著者:高橋秀実
おはぎの感想
カズさん、やっぱりすげえなと思った。本書は『やめないよ』以前の新聞コラムをまとめたもの。そういう内容だとは思っていなかったので、もうけものだった。神戸在籍時だから、もう10年以上は前の書籍だが、カズ節は現在となんら変わりない。だからこそ今なお現役でプレーしているんだろう。前向きな言葉の数々に勇気づけられたが、巻末のテリー伊藤さんとの対談が、何より秀逸だった。マイ殿堂入り決定。
読了日:4月18日 著者:三浦知良
まんがお笑い芸人のタブー教えます (コアコミックス 370)の感想
ついつい買ってしまうコンビニ本(苦笑)。内容が薄いということはわかってはいるのだが、「タブー」とうたっているわりには、ほぼ知っている内容ばかりであった。。。
読了日:4月18日 著者:
プロ野球オール写真選手名鑑 2014 (NSK MOOK)の感想
このところ毎年購入しているスラッガーの選手名鑑。見やすくデータ豊富で言うことなし。じっくり読み込んだので、ますます野球が楽しめる!
読了日:4月22日 著者:
参謀 (講談社文庫)の感想
落合のまさに参謀、森繁ヘッドの著書。基本的に、本の内容は、いかに落合がすばらしいかという落合賛歌だが、たしかに落合はすばらしい。そして森も。森より落合の凄さがきわだった一冊であった。文庫版は巻末に、その落合と森の対談が収載されていて、これもまた興味深い内容だ。
読了日:4月22日 著者:森繁和
ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-の感想
本物なのか、それとも偽物なのか。。。この本を読めば、それが分かると思ったが。本書の刊行後、著者は国会議員にまでなってしまった。この人がいったいなんなのか?もう少し見極めて行きたい。
読了日:4月30日 著者:山本太郎
小沢主義 志を持て、日本人 (集英社文庫)の感想
何しろ2006年の著作だけに、その後現在に至るまでの政治変動を考えると、ちょっと昔話すぎる気もするが、それでも現代政治の重要人物の一人であった小沢一郎という人間について知るには、またとない1冊。その影響力は、今となってはずいぶん小さくなってしまったとはいえ、復権はあるのかという問題も含めて、考えながら読み進めていくことができた。どぶ板選挙という手法、はっきりとモノをいう姿勢など、政治家としての良い側面があることも知った。
読了日:4月30日 著者:小沢一郎
読書メーター
by anken99
| 2014-05-05 15:02
| 読書
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