2016年6月に読んだ本は9冊。
いまひとつ読めなかったなという感がある。
安定の池井戸作品は、もはや出張には欠かせない。
『かばん屋の相続』も、しっかり読ませてくれる作品だった。
あと『明日に向かって捨てろ』は、年に1回は手にとるべき一冊。
収集癖のあるアナタにはおすすめです。
2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1924ページ
ナイス数:71ナイス
かばん屋の相続 (文春文庫)の感想
表題作ほか全6編からなる短編集。勧善懲悪、正義が必ず最後は勝つ!という、いわゆる池井戸作品のお約束とは、少々趣を異にする。主人公はいずれも銀行員。それにしても、まあよくここまでストーリーが次から次に出てくるな、と感心してしまうほどの完成度の高さ。ハズレなしの短編集だった。
読了日:6月5日 著者:池井戸潤
幸福論 (PHP新書 945)の感想
久しぶりにこの人の本を読んでみたんだが、やっぱりなんか無理しているというか、作っているというか、なんだか息苦しくなるような違和感を感じる。がんばって最後まで、とりあえず読んだという感じだが、自分の価値観のなかでだけ生きているようで、どうも私にはしっくりこない。
読了日:6月7日 著者:クルム伊達公子
明日に向かって捨てろ!!の感想
無性に読みたくなって、本棚から引っ張り出し出してきた。二度と手にすることのない本、二度と着ることのない洋服、二度とプレイすることのないゲーム。。。それでも捨てられないのは、男のサガ。家庭内で、そういったモノたちの処分を求められているとき、BOSE氏のライフスタイルに連体感を求めてしまうのだ。ということで、本書も再び本棚へ。
読了日:6月19日 著者:BOSE(スチャダラパー)
真・政治力 (ワニブックスPLUS新書)の感想
少し前の著作だが、内容は面白い。とにかく平易な言葉を使い、わかりやすい記述が印象に残る。額面通りに受け取るかは別にして、実は非常にリベラルな考えの持ち主であるように感じた。
読了日:6月22日 著者:石破茂
投手論 (PHP新書)の感想
日本ハム吉井コーチの著作。現役時代からやんちゃなイメージが強かったが、近年は大学院に進学したようだし、本来は頭脳派なんだろうな。本書の記述もわかりやすく、非常に読みやすい。揉め事を起こしても、再び日本ハムから復帰を熱望されるあたり、指導力も高いんだろう。佐藤義則コーチと同じタイプか?現役時代のエピソードの数々も面白かった。
読了日:6月24日 著者:吉井理人
田原総一朗 : 元祖テレビディレクター、炎上の歴史 (文藝別冊)の感想
田原さんを巡る全てというニュアンスのムック本。過去、現代の様々な田原さん評文、あるいは対談が収載されている。そこから感じ取るのは、常に戦い続けてきた田原さんの人生そのもの。メディア人の1人として、身につまされる思いである。田原さんファンには、たまらない内容の充実ぶりです。
読了日:6月26日 著者:
雑誌の人格の感想
能町さんが、いろいろな雑誌と、その読者像を分析した、装苑の連載をまとめたもの。読者像の分析力は素晴らしいの一言。軽い気持ちで読めます。
読了日:6月26日 著者:能町みね子
ひるまない (Grazia Books)の感想
長らく積ん読本だったのだが、読み出したら一時間掛からず読了。女性誌?に連載されていた、安藤優子さんの生き方エッセイをまとめたのが本書。もっと固い内容だと思っていたので意外だった。説教くさくなく、押し付けがましくもないので、非常に読みやすい。そのあたりも人柄なんだろうと思う。
読了日:6月27日 著者:安藤優子
赤ちゃんはなぜ父親に似るのか―育児のサイエンス (NHK出版新書 382)の感想
科学者が書いた育児サイエンス本?と思って読んだら、全く違う内容だった。本書は、これから子供が生まれる父親、そして、子供が2歳前の全ての父親に読んでいただきたい。そんな現代父親たちに贈るハウツー赤ちゃん本。当方、間も無く娘が2歳だが、もっと早く読むべきだったと後悔するくらいの良書である。
読了日:6月28日 著者:竹内薫
読書メーター
いまひとつ読めなかったなという感がある。
安定の池井戸作品は、もはや出張には欠かせない。
『かばん屋の相続』も、しっかり読ませてくれる作品だった。
あと『明日に向かって捨てろ』は、年に1回は手にとるべき一冊。
収集癖のあるアナタにはおすすめです。
2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1924ページ
ナイス数:71ナイス
かばん屋の相続 (文春文庫)の感想
表題作ほか全6編からなる短編集。勧善懲悪、正義が必ず最後は勝つ!という、いわゆる池井戸作品のお約束とは、少々趣を異にする。主人公はいずれも銀行員。それにしても、まあよくここまでストーリーが次から次に出てくるな、と感心してしまうほどの完成度の高さ。ハズレなしの短編集だった。
読了日:6月5日 著者:池井戸潤
幸福論 (PHP新書 945)の感想
久しぶりにこの人の本を読んでみたんだが、やっぱりなんか無理しているというか、作っているというか、なんだか息苦しくなるような違和感を感じる。がんばって最後まで、とりあえず読んだという感じだが、自分の価値観のなかでだけ生きているようで、どうも私にはしっくりこない。
読了日:6月7日 著者:クルム伊達公子
明日に向かって捨てろ!!の感想
無性に読みたくなって、本棚から引っ張り出し出してきた。二度と手にすることのない本、二度と着ることのない洋服、二度とプレイすることのないゲーム。。。それでも捨てられないのは、男のサガ。家庭内で、そういったモノたちの処分を求められているとき、BOSE氏のライフスタイルに連体感を求めてしまうのだ。ということで、本書も再び本棚へ。
読了日:6月19日 著者:BOSE(スチャダラパー)
真・政治力 (ワニブックスPLUS新書)の感想
少し前の著作だが、内容は面白い。とにかく平易な言葉を使い、わかりやすい記述が印象に残る。額面通りに受け取るかは別にして、実は非常にリベラルな考えの持ち主であるように感じた。
読了日:6月22日 著者:石破茂
投手論 (PHP新書)の感想
日本ハム吉井コーチの著作。現役時代からやんちゃなイメージが強かったが、近年は大学院に進学したようだし、本来は頭脳派なんだろうな。本書の記述もわかりやすく、非常に読みやすい。揉め事を起こしても、再び日本ハムから復帰を熱望されるあたり、指導力も高いんだろう。佐藤義則コーチと同じタイプか?現役時代のエピソードの数々も面白かった。
読了日:6月24日 著者:吉井理人
田原総一朗 : 元祖テレビディレクター、炎上の歴史 (文藝別冊)の感想
田原さんを巡る全てというニュアンスのムック本。過去、現代の様々な田原さん評文、あるいは対談が収載されている。そこから感じ取るのは、常に戦い続けてきた田原さんの人生そのもの。メディア人の1人として、身につまされる思いである。田原さんファンには、たまらない内容の充実ぶりです。
読了日:6月26日 著者:
雑誌の人格の感想
能町さんが、いろいろな雑誌と、その読者像を分析した、装苑の連載をまとめたもの。読者像の分析力は素晴らしいの一言。軽い気持ちで読めます。
読了日:6月26日 著者:能町みね子
ひるまない (Grazia Books)の感想
長らく積ん読本だったのだが、読み出したら一時間掛からず読了。女性誌?に連載されていた、安藤優子さんの生き方エッセイをまとめたのが本書。もっと固い内容だと思っていたので意外だった。説教くさくなく、押し付けがましくもないので、非常に読みやすい。そのあたりも人柄なんだろうと思う。
読了日:6月27日 著者:安藤優子
赤ちゃんはなぜ父親に似るのか―育児のサイエンス (NHK出版新書 382)の感想
科学者が書いた育児サイエンス本?と思って読んだら、全く違う内容だった。本書は、これから子供が生まれる父親、そして、子供が2歳前の全ての父親に読んでいただきたい。そんな現代父親たちに贈るハウツー赤ちゃん本。当方、間も無く娘が2歳だが、もっと早く読むべきだったと後悔するくらいの良書である。
読了日:6月28日 著者:竹内薫
読書メーター
by anken99
| 2016-07-05 15:24
| 読書
|
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