カテゴリ:読書( 140 )
2017年5月に読んだ本
2017年5月に読んだ本は13冊。
前月に比べれば、ずいぶんと読めたものだ。
振り返ってみると、相変わらずスポーツものが多いな。
よかったのは、なんといっても『1994年の女子プロレス』。
柳澤健氏の作品は、テーマといい、自分にはずばりど真ん中です。
あ、あと少し前に話題になった又吉の『火花』も面白かったな。


5月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:2563
ナイス数:140

下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)感想
これはきついなあ。目を背けたい現実。そして、間違いなく自分にも降りかかってきかねない問題である。年金問題、生活保護問題、はては現代日本人の生活事情。誰しもが公平に一年ずつ歳をとっていく。だからこそ、誰しもが当事者意識を持って生きていかなければならない。30〜40代の方には是非読んでほしい良書。
読了日:05月09日 著者:藤田孝典

Number(ナンバー)926号 2017年の松坂世代。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number(ナンバー)926号 2017年の松坂世代。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
松坂世代の物語。みんないい歳になった。和田、杉内らも含めて、手術に踏み切ったからこそ、復帰できることをきちんと手本を見せないといけないと、プレーしていることには、一種の感銘を受けた。新垣、木佐貫といった、ひと足先にグラブを置いた男たちの言葉も清々しいもので、この世代の選手たちの人間性に胸が熱くなる。
読了日:05月09日 著者:

野球と広島 (角川新書)
野球と広島 (角川新書)感想
カープ優勝前夜の2015年に、ミスターカープが記した著作。まさかその翌年に大願が成就しようとは。。。ミスターカープの自伝&カープへの思い。カープ一筋で5度の優勝を体験した唯一の男の言葉の数々は、どこまでもカープ愛に満ち溢れている。
読了日:05月11日 著者:山本浩二

爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学
爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学感想
このシリーズ、ツイツイたまに手に取ってしまいがち。で、今回のテーマは渋滞学。なぜ混むのか?なぜ詰まるのか?が、わかりやすく対話のなかで解説される。行列の方程式には驚いた。さっそく日々の生活のなかで使ってみようと思う。
読了日:05月13日 著者:太田 光,田中 裕二,西成 活裕

逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法
逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法感想
今年、ひさびさに日本復帰となったムネリンの著作。2013年に出た本とはいえ、今日に至るまでのムネリンの超前向き思考での取り組み方を知れば、自分の毎日の過ごし方を変えなければと思うはず。シンプルに、ピュアに過ごしていれば、運は向こうからやって来るようにも思う。それにしても本書でも「イチロー愛」が大爆発しているあたりは、なんともほほえましい限り。意外だったのは、高卒ドラフト4位で入団した当時は、まったく無名選手であったということだ。やはり努力は大切である。
読了日:05月15日 著者:川﨑 宗則

肥満専門医が教える内臓脂肪を減らすコツ (ドクターシリーズ)
肥満専門医が教える内臓脂肪を減らすコツ (ドクターシリーズ)感想
一気読み。内容は、ほぼ知っていることばかりではあったが、平易な文章と大きな文字で読みやすかった。たまにこの手の本を読んでは、自分への戒めとしている。だったら行動を始めろよ。。。という感じだが(苦笑)
読了日:05月17日 著者:岡部 正,山下 香恵

一般人は入れない 立入禁止地帯 危険度MAX版
一般人は入れない 立入禁止地帯 危険度MAX版感想
世界各地の「立入禁止」エリアの紹介。キーワードは「危険」なんだが、人為的な事情で立入禁止になった場所もあるが、自然そのものが危険で立入禁止の場所があったりと、なかなか面白い。日本もいくつか出ていたけれども、茨城県の鹿島港については、親しみのある場所だけに「へえ~」だった。
読了日:05月18日 著者:歴史ミステリー研究会

巨人軍「闇」の深層 (文春新書)
巨人軍「闇」の深層 (文春新書)感想
清原よ・・・ということで、前から触手を伸ばしていた一冊。清原事件のみならず、野球賭博事件、原監督恐喝事件、さらには知られざる数々のスキャンダル・・・。球界の紳士とは、もはや死語。ナベツネも去ってしまったが、腐った体質に改善の余地は見られない。高橋由伸があまりにもかわいそうだ。そしてもっとかわいそうなのは、ファンにほかならない。この本に書かれていることの大半が事実だろうが、これは「巨人だからこそ」の話で、ほかの球団には当てはまらないことを信じるばかりである。
読了日:05月23日 著者:西﨑 伸彦

1993年の女子プロレス
1993年の女子プロレス感想
熱がある。あまりにも熱い。柳澤健氏には珍しいインタビュー集。しかもテーマは女子プロレス。クラッシュなき後、過激化が進み、団体対抗戦まっしぐらだった1993年がキーワード。あとがきにもあったが、このインタビュー集は、全女というあまりにも非現実的なむちゃくちゃな団体が存在していたからに他ならない。本のボリュームも結構な分量だが、そんなことは忘れてしまうほど面白い。さすが柳澤健さんだと、力量を感じた次第である。
読了日:05月27日 著者:柳澤 健

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)感想
湊かなえさん定番の「関係者による告白パターン」による構成。これがまた、王道なんで、またかよとも思ってしまいつつも、ついついページが進む。今回の犯人は、最後まで分からなかった。「自分を大きくみせてしまう」「ついつい盛ってしまう」・・・現代人であれば、誰しもが実はそうなんではないかと思わせられることも多く、そのあたりはさすがの実力だなあと思った次第。

読了日:05月29日 著者:湊 かなえ

非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉)
非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉)感想
現代を代表する鬼才監督による人生の指南書?自伝?読んでみて、さすがにぶっ飛んでいる人だとは思ったが、とにかく「自分を信じて」突き進むということを体現してきたその人生には、大いに脱帽するばかりである。周囲に流されることなく自分を貫くことの大切さを教えられた気持ちだ。若い人には是非読んでほしい良書だと思う。
読了日:05月29日 著者:園 子温

Number(ナンバー)927号 ダービージョッキー最強伝説 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number(ナンバー)927号 ダービージョッキー最強伝説 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
いやいや嬉しい限り。このところnumberで、やたら競馬特集が多い!で、ダービー特集。しっかり読んだ割には、しっかり外したが。。。苦笑。ダービーに賭ける思いが満載の一冊。ルメールだったか。。。
読了日:05月30日 著者:

火花
火花感想
いやあ、驚いた。これはワタクシにドストレートな面白さ。売れない芸人同士の交流を、どこまでも優しく綴った作品だ。思うに、作者の又吉自身が、主人公の2人に憧れている、あるいは自分の姿を投影しているんじゃないだろうか。次の作品も読んでみたいと思うに足りる、なかなかの名作である。
読了日:05月31日 著者:又吉 直樹

読書メーター

日々の出来事
40代


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by anken99 | 2017-06-01 11:20 | 読書 | Comments(0)
2017年4月に読んだ本
2017年4月に読んだ本は7冊。
ちょっと少なかったな~。
忙しかったのか?!
オススメはやはり池井戸作品の『空飛ぶタイヤ』。
800ページ超の大作ながら、一気読みは必至です。

4月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2270ナイス数:113
空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫)
空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫)感想文庫本ながら800ページ超というボリューム。ひるんでしまい、長らく積みっぱなしだったわけだが、いざ読み始めてしまえば、途切れることなく進む進む。やはりエンターテイメント作品として、池井戸さんの実力はあまりにも安定している。本書では、不遇の事故にあってしまった中小企業の社長が主人公。その折れない心は、大変爽快で、うらやましくもある。勧善懲悪は池井戸さんの定番だが、銀行要素も絡めつつ、隅々まで楽しませてくれる。A級、まさに極上エンターテイメントだ。読了日:04月06日 著者:池井戸 潤

食堂かたつむり
食堂かたつむり感想料理を主軸に、淡々と進んでいくストーリー。そこに絡むのは、親子の不思議な関係。結末の料理には驚かされるとともに、食べなければ生きていけない人間の業を感じた。食べることに感謝し、楽しくおいしい食事を取り続けたいものだ。読了日:04月10日 著者:小川 糸

江川と西本 2 (ビッグコミックス)
江川と西本 2 (ビッグコミックス)感想西本の同期である定岡が登場!全くタイプの違う2人だけど、同期だけあって、今も親交が厚いと聞いた気がする。読了日:04月10日 著者:森高 夕次

予知夢 (文春文庫)
予知夢 (文春文庫)感想探偵ガリレオシリーズ、ようやく、初めて読んだ次第。これは面白い!しかも短編形式だから、読みやすいし。科学的なアプローチで事件を解決していく、湯川と草薙のコンビもいい感じ。これはハマりそうだな〜。それにしても、東野作品といえば、『手紙』を読んだことがあったんだが、本シリーズとはあまりにも毛色が違う。やはり当代きっての売れっ子作家、実力は非常に高いからこそ為せるんだろう。読了日:04月13日 著者:東野 圭吾

でっちあげ―痴漢冤罪の発生メカニズム
でっちあげ―痴漢冤罪の発生メカニズム感想意外にも一気読み。それにしても痴漢冤罪に遭われた方の話を聞くと、もうわれわれ男性陣は満員電車なんて怖くて乗れなくなってしまう。そして、著者の方のように戦う術もなく、冤罪という迷宮に陥っていくよりほかにないのだ。誰にでも突然起こり得る可能性があるだけに、知っておいて損はないあれこれを得ることができた。読了日:04月14日 著者:夏木 栄司

ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)
ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)感想円谷プロの真実。ウルトラマンに心踊らされたあの時代、自分にはかけがえのない時代だ。しかし、円谷プロという会社は、職人集団ゆえの採算度外視の活動、創業者一族による勢力争い。。。そこには、自分が知らない円谷プロの内実があった。スピルバーグやルーカスも憧れた特撮技術を、なぜビジネスとして継承していけなかったのだろう。あまりにも残念。ウルトラマンもきっと泣いているだろう。読了日:04月22日 著者:円谷 英明

99%の会社はいらない (ベスト新書)
99%の会社はいらない (ベスト新書)感想たまに読むと、なんだかスッキリする堀江本。なんだかんだ言って、やっぱり頭いいし、参考にすべきこと多数。それより何より、この人が未来に対して大きな期待と希望を持って行動していることは、自分も見習わなければと大いに感じた次第だ。読了日:04月28日 著者:堀江 貴文
読書メーター
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by anken99 | 2017-05-08 15:20 | 読書 | Comments(0)
2017年3月に読んだ本
2017年3月に読んだ本は14冊。
まあそこそこ読めたという感じです。
慎太郎による角栄語り「天才」は、話題になるだけあって面白かった。

3月の読書メーター読んだ本の数:14読んだページ数:2943ナイス数:90
コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書)
コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書)感想有料メルマガ「水道橋博士のメルマ旬報」の人気連載を抜粋、書き下ろしを加えたのが本作だ。ウッチャンに関する記述は、彼のストイックなまでの笑いに対するこだわりに触れさせてくれる。思えばダウンタウン、野沢直子、清水ミチコとの伝説的な番組、「夢で逢えたら」をリアルタイムで見ることができたのは、自分にとって大変な幸運だったのだと、今さらながら感じる。そう、画面の中のあの人たちも、自分自身めや若かった。。。他にも、タモリ論、中居くん論、出川論など、いずれも面白く読めた。満足感の残る一冊。読了日:03月02日 著者:戸部田 誠 (てれびのスキマ)

Gスピリッツ Vol.39 (タツミムック)
Gスピリッツ Vol.39 (タツミムック)感想やっぱり新日ジュニアは最高だった!と思える一冊。ライガーを中心に、さまざまな団体の垣根を取り払ったスーパージュニアは、みちプロを筆頭に、ジュニアの認知を進め、大いに盛り上がりを見せたことを思い出した。それにしても、出てくるレスラーが皆ライガーを礼賛しているのが興味深い。さすがレジェンド。読了日:03月03日 著者:

Number(ナンバー)922号 三浦知良、50歳 まだやるよ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number(ナンバー)922号 三浦知良、50歳 まだやるよ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想ついに50歳!カズはやはりキング。一志さんによるインタビューを筆頭に、北澤、都並、前園といったメンバーによるカズ談義、因縁の岡田監督インタビュー、中田ヒデとの対談、そしてカズ年表と、非常に内容が充実しており、大満足であった!読了日:03月05日 著者:

チェーン・スモーキング (新潮文庫)
チェーン・スモーキング (新潮文庫)感想沢木さんの短編エッセイ集。テーマは都会か。スポーツノンフィクションとは違い、深夜特急と変わらぬ目線ゆえ、非常に秀作揃い。ただ、深夜特急時代と比べれば、あまりに歳をとってしまった感は拭えない。しかしながら、沢木さんを継ぐような作家は皆無だけに、やはりこの人の作品を読みたいという気持ちがあふれてくる。なんだか味わい深く感じるのは、ワタシも歳をとってしまったからだろうか。。。読了日:03月07日 著者:沢木 耕太郎

中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)
中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)感想ドラマがやたら面白くて、原作本購入。1970年代に描かれた作品ながら、内容に古さを感じさせないところがすごい。読者対象は子供ではなく大人。大人向けパーマンといったところだろうが、自分自身が40過ぎのオッさんになったこともあり、中年スーパーマンの姿に自己投影してしまった。良い作品だと思う。読了日:03月11日 著者:藤子・F・ 不二雄

天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話 (Sports graphic Number books)
天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話 (Sports graphic Number books)感想『天才は親が作る』から10年。パート2と言える本作だが、自分自身が2歳児の親になったこともあり、大変興味深く読ませてもらった。登場する、天才を育てた親たちに共通するのは、人間力の育成に重きを置き、子供に対しても一人の人間として接することにあるのではないだろうか。特別扱いすることなく、楽しみながら明るい家庭を作って行くことが、やはり基本なんだと感じた。子育て世代にはオススメの一冊だ。読了日:03月12日 著者:吉井 妙子

東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)
東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)感想震災から6年が経過したこともあり、あらためて手にする。本書は震災当時の総理大臣である菅直人氏が、震災発生からの怒涛の日々を振り返り、また氏の考えを語るというものだ。ページをめくるたびに蘇る緊迫感。ドラマでもなんでもなく、自分自身もリアルタイムで経験した現実だということが、まざまざと思い返される。氏が舵を取った脱原発に、日本はその後進んでいるのか?震災から遠い場所で日々の生活を必死に過ごすだけの自分だけど、震災はまだまだ終わっていない。そのことを思わせてくれるだけでも、読んでよかった一冊だ。読了日:03月14日 著者:菅 直人

勝利の競馬、仕事の極意 (廣済堂・競馬コレクション)
勝利の競馬、仕事の極意 (廣済堂・競馬コレクション)感想今をときめく角居調教師、2008年の書。ちょうどウオッカが活躍していたころの一冊だ。サラリーマンの息子が競馬の世界へ。藤澤、森、松田国といった人たちの薫陶を受けつつ、勝つためのあくなき取り組みの数々には唸らされる。それから約10年、いまの活躍を見れば、その後も進化を続けてきたことが、有無を言わさぬ説得力となる。リーダー論の部分でも、参考になること多数。読了日:03月16日 著者:角居 勝彦

リーダー論 (講談社AKB48新書)
リーダー論 (講談社AKB48新書)感想さしこの新書に続いて、たかみなの新書まで読んでしまった。。。40越えたオッさんが、AKBからリーダー論を学ぼうとは。。。でも、アイドル、それも数百人をまとめる総監督だから、なにがしかは学べることはある。スピーチ7ヶ条は、さすが総選挙という場を踏んでいるだけあって、なるほどと素直に感じ入った。読了日:03月17日 著者:高橋 みなみ(AKB48)

天才
天才感想話題になっただけあって、さすがに面白い。政敵?ともいえる石原慎太郎が一人称でつむぐ田中角栄伝。晩年しか知らない私にとって、この政治家が、いかにもダイナミックに躍動した時代を共感した感覚。悪きにせよ、良きにせよ、現代日本が欲する政治家とは、間違いなくこの人のような政治家ではなかろうかと思った。読了日:03月21日 著者:石原 慎太郎

息子に伝える100のこと
息子に伝える100のこと感想なんとなく再読。息子さん2人へのメッセージだが、言葉の一つ一つが愛情と厳しさにあふれている。当方、2歳の娘がいるのだが、男女に関係なく大変共感することが多かった。まあここに書かれている言葉の大部分は、われわれ親世代への自戒を込めた教訓でもあるのだけど。。。読了日:03月27日 著者:清水 圭

無限の網―草間彌生自伝 (新潮文庫)
無限の網―草間彌生自伝 (新潮文庫)感想瀬戸内を旅したとき、カボチャのオブジェでその名を知った草間さん。折しも新国立で草間彌生展が開催されているが、われわれの知っている草間さん像を覆す、いや実像を語るに足るすばらしい自伝だ。苦難の時代を経たあとの爆発ぶりは、いかにもパンキッシュ。交流関係も驚愕モノだ。総論でいうなら、この人は、やはり病人あるいは天才。そして、つねにたった一人で戦い続けてきた生き様には、尊敬の念すら覚えてやまない。読了日:03月29日 著者:草間 彌生

ビリー・ビーン 弱者が強者に勝つ思考法 (PHPビジネス新書)
ビリー・ビーン 弱者が強者に勝つ思考法 (PHPビジネス新書)感想映画マネーボールにもなった、アスレチックスGMビリー・ビーンのやり方をわかりやすく解説。読みやすかった。変化を厭わず、弱者の兵法を貫く逆転の発想は、ビジネスマンにも大いに役立つと感じた。読了日:03月29日 著者:桑原 晃弥

魂のゆくえ アースマラソン766Days (ワニプラス)
魂のゆくえ アースマラソン766Days (ワニプラス)感想ヨットとマラソンで地球を一周する━━そんなとてつもない計画を、二年がかりで成し遂げてしまった寛平さん。毎日ブログをチェックするのが日課だった。いまは、そのブログも閉鎖されてしまったが、こうしてあらためて記録を読んでみると、当時の感動が蘇る。寛平さん、あまりにも偉大だ。読了日:03月30日 著者:間 寛平
読書メーター
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by anken99 | 2017-04-14 17:22 | 読書 | Comments(0)
2017年2月に読んだ本
2017年2月に読んだ本は13冊。
全体的にスポーツ関連が多いが、難しい内容の本を読みたくなかったんだろう。
確かに忙しかった。
あえて今月のベスト1を挙げるなら、やはり沢木耕太郎「王の闇」かな。
年代を感じさせない内容で、この時代の沢木氏のノンフィクションの面白さを、あらためて感じた次第。

2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2765ページ
ナイス数:72ナイス


ファミ通と僕 2000-2002 (ファミ通BOOKS)
ファミ通と僕 2000-2002 (ファミ通BOOKS)感想
伊集院さんやはり神!くだらねえ!ていうか面白すぎる!本書は2000年から2002年にファミ通に連載されていたコラムをあらためて収載し、2013年現在におけるコメントという構成だ。10年ひと昔とはいうものの、ゲームソフト、ハード、そして周囲の環境すら大昔の懐かしい話に感じられ、実に味わい深い。当時、全く売れていなかったアンタッチャブル山崎がゲーム三昧の生活を送っている様などは、現在の成功を思えば、感慨深さすら覚えてしまう。にしても、パワプロの話がとにかく多い。思わずブックオフに買いに行ってしまった。
読了日:2月6日 著者:伊集院光

格闘王への挑戦 (講談社文庫)
格闘王への挑戦 (講談社文庫)感想
完全な一気読み。ブックオフで見つけて即ゲットしてしまった。。。第二次UWF立ち上げ直後に書かれたであろう一冊。我らが前田さんにも勢いがある。すでに知り尽くした幼少期からの自伝だが、写真点数が多いのが素晴らしい。あとは、ベストマッチ解説どころか、必殺技解説まであるのは吃驚。あとがきは、UWF崩壊後に書かれたと思われるだけに、なんとも切ない。プロレス本としては、高いレベルにあると個人的には思う。
読了日:2月7日 著者:前田日明

突っ張り
突っ張り感想
千代大海関が大関に昇進したころの著作。それにしても、角界入り前の様相たるや凄まじい。本書のタイトルでもあり、自身得意の取り口である、突っ張りそのもの。それでも両親や恩師、そして九重親方など、周囲の年長者たちの人格者ぶりときたら。。。そんな周囲の人たちの振る舞いにも感銘を受けたほうが、読後感としては大きいかもしれない。
読了日:2月8日 著者:千代大海龍二

情報の「捨て方」  知的生産、私の方法 (角川新書)
情報の「捨て方」 知的生産、私の方法 (角川新書)感想
ひさびさに成毛氏の著作を手にした。氏の『本は10冊同時に読め』に出会って以来、まさに併読多読ライフを実践しているだけに、期待感を持って臨んだが。。。主張、思考が一貫しているだけに、過去に読んだ氏の著作にかぶる印象大。ビジネス書や啓発本は読むなと氏は言うくらいだから、この本も手にしたらいけなかったか。。。?まあ仕方ない。氏の著作を未読の方にはオススメです。
読了日:2月9日 著者:成毛眞

玄人になる競馬術 馬券の勝ち癖 (競馬王新書EX009)
玄人になる競馬術 馬券の勝ち癖 (競馬王新書EX009)感想
2014年の本だがつい購入。デムーロもルメールも外人扱い、キタサンブラックが出る前でブラックタイドの評価が低いといった時間的な齟齬はさておき、競馬ファンなら楽しめる内容かと。まあ、言ってることの大半は正論というかな王道なんで、馬券攻略に際する得るものは少なかった。それでも、データ、情報としては、わかりやすくまとめられている。
読了日:2月12日 著者:本島修司

王の闇 (文春文庫)
王の闇 (文春文庫)感想
スポーツノンフィクション短編集。いずれも秀逸だ。とくに大場政夫、輪島功一に関する作品は、取材時期のタイミングもさることながら、息遣いの伝わってくる素晴らしい出来栄えだと思う。
読了日:2月13日 著者:沢木耕太郎

プロ野球どうでもいい知識検定
プロ野球どうでもいい知識検定感想
一気読み。野球ファンにはたまらない、あるあるが連発。面白エピソードもたくさんあって、笑いながらも勉強?できた。にしても、福本豊さんの記述がクオリティ高すぎる!
読了日:2月20日 著者:カネシゲタカシ(監修・画)

日と米―日本史原論
日と米―日本史原論感想
久しぶりに再読。日本とアメリカとの関係が本書のテーマだが、質の高い漫才を聴きながらも、歴史や社会の勉強ができてしまうのは、さすが日本原論シリーズといったところだろう。初期のシリーズに比べると、爆笑問題のトーク以外のボリュームが多いが、作品が世に出た時期の古さを感じないのは、太田の技量によるところだろう。
読了日:2月20日 著者:爆笑問題

昭和平成 大相撲名力士100列伝
昭和平成 大相撲名力士100列伝感想
読み応えたっぷり。昭和平成の角界を彩ってきた名力士たち100人を、じっくり解説。3〜4人分を毎回読み進めてきたが、大変勉強になった。
読了日:2月20日 著者:塩澤実信

横浜DeNAベイスターズあるある
横浜DeNAベイスターズあるある感想
先日読んだ野球あるあるが、思いの外面白く、積読本から引っ張りだした。で、ベイスターズファンじゃないけれども、内容はかなり面白い。細かいエピソードがたまらない。荒波がエラー時に、ボールではなく、飛んでしまった自分の帽子をまず拾ったくだりには大爆笑。
読了日:2月21日 著者:原田たかし

中の人などいない: @NHK広報のツイートはなぜユルい? (新潮文庫)
中の人などいない: @NHK広報のツイートはなぜユルい? (新潮文庫)感想
NHK広報の公式ツイッターアカウント、@NHK_PRの初代担当者が綴る奮闘記。ツイッター超初心者から、超人気アカウントへ。「つなぐ」ツール、ツイッターの楽しさを思い出した。非NHK的なつぶやきは、たしかに実体験でも面白かった記憶があるが、3.11当時の裏話は、胸が熱くなった。新しい時代のコミュニケーションツールとしてのツイッターは、まだまだ利用価値が高そうだ。
読了日:2月21日 著者:浅生鴨

俺たちのプロレスvol.5 (双葉社スーパームック)
俺たちのプロレスvol.5 (双葉社スーパームック)感想
破壊王は、やはり不世出のスーパースターだったことを痛感。トンパチでありながらも、誰からも愛されていたことが、それを証明していると思う。小川との一連の抗争に、熱くした思いがよみがえってきた。2005年没。あれからもうそんなに時間が流れてしまったとは。。。あまりにも早いサヨナラだった。
読了日:2月23日 著者:

妄想中学ただいま放課後
妄想中学ただいま放課後感想
2003年の著作ながら、内容は新鮮そのもの。さすがはクドカンだ!本書はクドカンが同年代の有名人を招き、文字通り『妄想中学』の同級会達と自由気ままに語り合うというものだ。で、そのメンバーたちが従事。永作博美に阿部サダヲ、的場浩司に谷川名人、という具合に枚挙にいとまがない。内容も面白い。エンターテイメント作品として、十分に楽しませていただきました。
読了日:2月25日 著者:宮藤官九郎

読書メーター

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by anken99 | 2017-03-01 13:44 | 読書 | Comments(0)
2017年1月に読んだ本
2017年1月に読んだ本は15冊。
正月休みもじっくり読み込み、で、月末はプロレス関連本が立て続けに出たりして、読書の楽しみをあらためて感じる月となった。
そのプロレス本『1984年のUWF』は久々の柳澤健氏の著作とあって、これ以上になく満喫。
『プロレス取調室』の第二弾も、たまらなく楽しめた。
その他『ウィーアーザワールドの呪い』『コシノ洋装店ものがたり』『はかせのはなし』など、全体的に当たり本が多かったと思う。

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3424ページ
ナイス数:79ナイス


昭和が終わる頃、僕たちはライターになった
昭和が終わる頃、僕たちはライターになった感想
正月、酒を飲みながらグダグダと読み進めたが、これがまた、実に味わい深い青春譚なのである!世代的には一世代よりチョイ上のお二方。ダラダラと過ごす20〜30代の日々に共感できるのは、ワタシが編集の仕事をしているからという理由にはとどまらないだろう。金はなくても夢はある⁈全編を通してギトギトした感じや、仲間たちが反目するシーンがないのは、お二方の性格もあるように思う。いうまでもなく、この本に描かれた自体のあと、彼らは大成功するわけで。オッさん世代に入ったワタシだが、本書はたまに手に取りたいように思える一冊だ。
読了日:1月2日 著者:北尾トロ,下関マグロ

安心毛布
安心毛布感想
『きみは赤ちゃん』でハマったものの、どうも他の作品が合わず、ならばとエッセイを読む。が、合うのと合わないのとが両極端。こじらせ系と言うべきか。。。思うに、女性に共感を得られるタイプの作家なんだろう。正月なんで一気読み。タイトルには、かなり思い入れがあるようだが、私にとっての安心毛布にはならず残念。
読了日:1月2日 著者:川上未映子

ボロを着た王子様
ボロを着た王子様感想
正月なんで、またまた一気読み。太郎次郎で一世を風靡した著者が、そんな出自を抱えていたとは。。。今なおタブー視され、なかなか実態の掴めない問題を、著書の人生というフィルターを通して知ることができた。東京にいるとなかなか実感しないけれども、地方じゃ根強く残っているんだろうな。本作を世に出した著書の勇気には、大いに拍手を送りたい。良書。
読了日:1月4日 著者:村崎太郎

人間大鵬幸喜のいい話
人間大鵬幸喜のいい話感想
正月だから、またまた一気読み。大鵬の一番近くにいた弟子、友鵬による親方回想記。現役時代の強さばかりが語られる大鵬だが、親方としての人間力の素晴らしさに感動する。厳しさと優しさを兼ね備えた大鵬は、大横綱であり、そして大親方だったのだろう。それは露鵬に対する知られざるエピソードでもよく分かる。相撲本としても読みやすくてオススメだ。
読了日:1月4日 著者:友鵬勝尊

自由が丘の贈り物 私のお店、私の街
自由が丘の贈り物 私のお店、私の街感想
尾山台に移り住んで5年。すっかり行きつけになった自由が丘は、今まで考えていたのとは全く異なる、実に居心地がいい街だった。そんな自由が丘の魅力と自由が丘愛が詰まった一冊。たいへん面白い。知っている店もあれば、知らない店があり、で、載ってない行きつけがあったりすると、ちょっと嬉しかったり。自由が丘の奥深さが知れる一冊だ。内田樹氏、吉本ばなな氏、大木凡人氏、浦沢直樹氏という、自由が丘に縁深い著名人による寄稿も秀逸。とっておきの本になりました。
読了日:1月10日 著者:ミシマ社編

なぜ皮膚はかゆくなるのか (PHP新書)
なぜ皮膚はかゆくなるのか (PHP新書)感想
痛みとは異なるかゆみは、考えてみれば不思議な感覚だ。本書では、かゆみのメカニズムを丁寧に解説していくことで、ではどうすればいいのかを導き出してくれる。自分の場合は、やっぱりハウスダストや花粉など、原因を根絶することが第一だろうと思われる。
読了日:1月14日 著者:菊池新

ダーリンは外国人 with BABY
ダーリンは外国人 with BABY感想
年末から続けざまに読んでいるこのシリーズ。本作では、なんと二人に子供が誕生!過去のシリーズ同様に、外国人だからというのではなく、人間として個性的な夫トニーが光る。自分自身も2歳児を抱えているだけに、あるあるが満載で、楽しく読むことができた。
読了日:1月15日 著者:小栗左多里,トニー・ラズロ

ネットフリックスの時代 配信とスマホがテレビを変える (講談社現代新書)
ネットフリックスの時代 配信とスマホがテレビを変える (講談社現代新書)感想
最近、amazonのFIREスティックを導入したばかりだったため、非常に興味深く読ませてもらった。テレビ番組を好きな時間に見られる時代は来ているし、遡ることすら可能だ。パソコン、インターネット、いやスマホが生活の中心に来てしまった若者たちの世代、かつて、レコードやMDがなくなったように、時代は一気に変化する。本書は、そういった事情を分かりやすく整理して解説してくれる。
読了日:1月17日 著者:西田宗千佳

ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い (NHK出版新書 467)
ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い (NHK出版新書 467)感想
著者はワタシと同年代だけに、その思い入れもよく分かるし、内容がワタシにとってドンズバ。本書の主題は、ウィ・アー・ザ・ワールドがその後のアメリカン・ポップスの行方を変えたというようなことなのかもしれないのだが、伝説の一夜として知られるウィ・アー・ザ・ワールド録音当日、あるいは奇跡の集結に至るまでのあれこれに、ページのあれこれが割かれている。あの夜を追ったドキュメンタリー番組は、今はyoutubeでも見られるが、超スーパースターが集まったあの夜の興奮が、ページをめくるこちらにも伝わってくる良書だった。
読了日:1月18日 著者:西寺郷太

気仙沼に消えた姉を追って
気仙沼に消えた姉を追って感想
ときどき震災関連の書籍は読むようにしている。なぜなら、東京にいると、あの忌まわしき震災ですら風化されてしまうからである。本書は、大人になって上京した著者が、震災で姉が行方不明となり、故郷の気仙沼を何度も訪ね、あらためて取材していくことで書いた一冊。思えばあのころ、確かに生島さんは見てられないほど大変そうだったなあ。故郷を巡り、311を共感することで、居場所を見つけようとした人たちの物語。重苦しい中に希望がある。
読了日:1月20日 著者:生島淳

全力で生きる技術
全力で生きる技術感想
棚橋のポジティブさ加減ときたらスゴイ!そんなことをあらためて感じてしまう本作には、プロレスファンならずとも、胸に響くメッセージが満載。今の趨勢からはにわかに信じられないが、ほんの数年前まで、新日本プロレスは転落の一途をたどっていた。それを救ったのは、やはり棚橋という男なのだろう。意外なまでの良書だ。
読了日:1月24日 著者:棚橋弘至

コシノ洋装店ものがたり (講談社+α文庫)
コシノ洋装店ものがたり (講談社+α文庫)感想
世界的なファッションデザイナー、ヒロコ、ジュンコ、ミチコのコシノ三姉妹の母親の半世紀。戦前生まれ、女性に対する価値観も現在とは全く異なる時代を、たくましく生きてきた様は、実に躍動感に溢れている。波乱万丈という言葉が当てはまるかもしれないが、彼女と家族や周囲にいる人たちの優しさと強さが心地いい。なかなかそのまま取り入れることは難しいかもしれないが、子育ての参考にもなった。生き方自体がポジティブであり、読後には、明日からまた頑張ろう!という気にさせてくれるはずだ。
読了日:1月26日 著者:小篠綾子

はかせのはなし
はかせのはなし感想
水道橋博士が東京都の広報誌に綴ったコラムをまとめたもの。当初こそ硬さが目立つものの、後半、すなわち慣れてきたら博士節が炸裂。といっても、いまや家庭人な博士なのだが。。。あとがきを読んで涙腺崩壊!ムスメを持つ父としては、実に味わい深くジワリとくるメッセージであった。
読了日:1月27日 著者:水道橋博士

痛快無比! ! プロレス取調室 ~ゴールデンタイム・スーパースター編~
痛快無比! ! プロレス取調室 ~ゴールデンタイム・スーパースター編~感想
たまらない!昭和のプロレス者にとっては夢のような一冊、早くも第2弾が登場。今回の人選も、キラーカーンにマサ斎藤、ドン荒川、小林邦昭ら、プロレスを知り尽くした面々が並ぶ。武藤あたりは意外といえば意外だけど、遠征時や入門時の話はなかなかに興味深い。そして本作では女子プロにも触手が。長与千種、ブル中野、そして阿部四郎。。。全女で一時代を築いた面々の言葉は、味わい深いものばかりだ。やはり、飲み屋で玉ちゃんたちがインタビューするというスタイルが、心を開かせているんだろうな。次作が今から待ち遠しい!
読了日:1月29日 著者:玉袋筋太郎,プロレス伝説継承委員会

1984年のUWF
1984年のUWF感想
発刊、即購入。そして一気読み。number連載時から楽しみにしていた記事が、即座に単行本化されるとは!プロレス者、総合格闘技登場以前からプロレスを愛する者にはたまらない、あたかも青春のアルバムのようでもある。中井選手をうまく絡めるあたりは、さすが柳澤先生の力量。猪木、クラッシュギャルズ、馬場、UWFときて、次はいったいどんな物語を俺たちに送ってくれるのか、心から楽しみでならない。
読了日:1月31日 著者:柳澤健

読書メーター

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by anken99 | 2017-02-01 14:53 | 読書 | Comments(0)
2016年12月に読んだ本
2016年12月に読んだ本は12冊。
さすがに忙しい月だということもあってか、雑誌あるいは軽めの内容の本が多かった。

で2016年の総括。
1年間で読んだ本は、141冊。
1ヶ月平均11.75冊というペースだ。
なんとも感慨深い。
2017年も、読んで楽しく興味深く、そしてまた読みたくなるような本を手にできれば幸甚である。

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2425ページ
ナイス数:98ナイス


Nのために (双葉文庫)
Nのために (双葉文庫)感想
見てはいないがドラマにもなった作品。事件から始まり、関係者それぞれから語らせるスタイルは、湊作品の定番だ。人間の心理は相変わらず秀逸だが、虐待の話のくだりなどは、少々読むのがつらい。ミステリーとしての完成度は高いものの、自分の好みとはいいがたい作品であった。
読了日:12月4日 著者:湊かなえ

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)感想
少し前に「このミス」に選ばれた作品。医療モノだが、上巻をまずは読みきり。意外と淡々とした展開だが、下巻でいったいどういうふうに話が進んでいくのか?楽しみである。
読了日:12月6日 著者:海堂尊

週刊文春記者が見た『SMAP解散』の瞬間 (文春ムック)
週刊文春記者が見た『SMAP解散』の瞬間 (文春ムック)感想
まもなくSMAP解散のXデーを迎えるが、この手の書籍が多数出てくるだろう。本書は、文春が追ったSMAP解散までの取材記。噂から現実へ、解散総動の真実味をにわかに周知させた、メリーさんへの5時間インタビューも収載されている。ジャニーズという伏魔殿を知りたい方には、本書をぜひおすすめしたい。一気読み。
読了日:12月6日 著者:鈴木竜太

情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生
情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生感想
闘志あふれるプレーが身上の大久保選手の自伝本。少年時代から、非常に苦労してきたこと、そして努力の人であることがよく分かった。また、自身の父親への思いは、読んでいて泣けるほど。最近では、奥様が病気になられ、幼い子供たちとともに応援を送る姿に強い家族愛を感じたが、それも自身が両親に最善の接し方をされてきたからこそであろう。その奥様も無事に快癒し、4人目のお子様を懐妊されたとか。フロンターレを今シーズン限りで去ることになったが、大久保物語はまだまだ続いていくのだろう。楽しみにしています。
読了日:12月9日 著者:大久保嘉人

ダーリンは外国人(2)
ダーリンは外国人(2)感想
前作に続いて読んでみたが、いろいろと興味深い事象が多くて楽しめる。「ガイジン」というより、個性なのかもしれないが、トニーの行動や考え方は、なんだかほほえましくてよい。
読了日:12月11日 著者:小栗左多里

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)感想
ずいぶん前に話題になっていた作品。ようやく手にした次第だが、下巻に入っていきなり話が急展開していく!白鳥の登場、そして驚きの結末。ミステリー、そしてエンターテインメント作品としても、面白いレベルの一冊だ。あとがきに「このミス」の大賞選定の際に、満場一致でわずか数分にて決まってしまったと書かれていたが、その話もうなづける。違う作品も読んでみようかな。
読了日:12月12日 著者:海堂尊

独走
独走感想
爆笑問題の太田の妻にして、その所属事務所タイタン社長の著作。朝日新聞などに連載されていたエッセイをまとめたものだ。夫ほどの毒はないものの、その視点は面白い。文章も本人がちゃんと書いていると思われるが、しっかりオチもあってテンポよく、読みやすくて楽しめる。やっぱり頭がいいんだろう。それはそうだ、誰よりも早く、爆笑問題という才能を見出した人なんだから。
読了日:12月13日 著者:太田光代

江川と西本 1 (ビッグコミックス)
江川と西本 1 (ビッグコミックス)感想
伝説のライバル物語が、少年漫画になった!江川と西本を取り巻く物語、先が読みたくなること必至。多少、脚色されているのかどうかも知りたいところだ。
読了日:12月20日 著者:森高夕次

Number(ナンバー)917・918合併号 夢の有馬記念1990―2016 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number(ナンバー)917・918合併号 夢の有馬記念1990―2016 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
たまらないですね!最高!ダービー以上にドラマがある、そんなことを再確認させてくれるnumberの特集は有馬記念。今年最後はしっかりキメます!それにしても今年のnumberは、競馬特集が多いな。ファンとしては、嬉しい限りです。
読了日:12月21日 著者:

向き合う力 (講談社現代新書)
向き合う力 (講談社現代新書)感想
池上さんの半生を振り返る自伝的な一冊。なかなかヘビーな人生であることにビックリ。昭和の名優たちに関するエピソードは、どれも素晴らしい。また、この人の強さが伝わる内容でもある。円熟期に入った女優を見る目が変わった一冊であった。
読了日:12月22日 著者:池上季実子

最新ミニバンのすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 74)
最新ミニバンのすべて (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 74)感想
セレナの一世代前のモデルを検討中。ブックオフで本書をゲット。ステップワゴンも気になり出した。
読了日:12月23日 著者:

続 聞き出す力
続 聞き出す力感想
いや〜面白い!ひさびさの単行本だけに、じっくりと味わい尽くさせていただいた。インタビューハウツー?なんだろうが、次々に飛び出すエピソードの数々が最高すぎる!昨今はすっかりメジャーになってしまった感もあるが、これからも地雷を踏みまくり、また、誰も分からないマニアックな取材対象を世に出していただきたい限りである。
読了日:12月30日 著者:吉田豪

読書メーター

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by anken99 | 2017-01-05 13:02 | 読書 | Comments(0)
2016年11月に読んだ本
2016年11月に読んだ本は25冊。
おそらく過去最高の記録じゃないだろうか。
序盤からペースがよかったこともあり、意図的に読書に励むようにした結果。
夜、家に帰ってからも、寝る前に意識して読書の時間をとった。

ノンフィクションからスポーツもの、エンターテインメント作品など、幅広く読んだ実感がある。
最後のほうに読んだ、情熱大陸のプロデューサーの一冊は良かったなあ。特に。

11月の読書メーター読んだ本の数:25読んだページ数:5331ナイス数:153
教養としてのプロレス (双葉新書)
教養としてのプロレス (双葉新書)感想読みたかった本であり、予想どおりの面白さで、満足すぎるほどの満足感を得る。本書とは、プロレスというフィルター越しに語られる現代論であろうか。私自身もプロレス者だからこそ分かる、夢のような世界観がそこにあった。読了日:11月02日 著者:プチ鹿島

もたない男 (新潮文庫)
もたない男 (新潮文庫)感想「捨てる」というジャンルの本は、スチャダラパーのBOSEの著作以来。何せ自分も収集癖が直らず、家族から常にプレッシャーをかけられている状況から、なんとかしなきゃとも思っている。で、「じみへん」の中崎さんの著作。この人、すごすぎる!物欲と同じように、捨てることに対する欲があるという不思議な人のライフスタイルは、哲学的ですらある。究極の断捨離、自分とは全く別の人種とも言えそうだが、多少なりともヒントは得た。まずは捨てることに快感を覚えたらいいのかもしれない。読了日:11月03日 著者:中崎 タツヤ

週刊文春 2016年 11/10 号 [雑誌]
週刊文春 2016年 11/10 号 [雑誌]感想新幹線にて。レコ大関係、高樹沙耶あたりのスキャンダル記事を堪能。クドカン、林真理子の連載は、相変わらずの安定ぶり?読了日:11月04日 著者:

民王 (文春文庫)
民王 (文春文庫)感想ドラマは見ていなかったが、他の池井戸作品群とは全く異なるユーモアあふれるコメディタッチな作品で驚いた。が、読み進めていくうちに、現代政治への風刺がしっかりと込められていることを感じ始め、気づけば毎度毎度の一気読み。本作もまた、さすが池井戸さんと脱帽せざるを得ない、壮大なエンターテイメント作品になっています!読了日:11月06日 著者:池井戸 潤

殺し 活字プロレスの哲人 井上義啓 追悼本 (Kamipro Books)
殺し 活字プロレスの哲人 井上義啓 追悼本 (Kamipro Books)感想週刊ファイト名物編集長のI編集長こと、井上義啓氏の追悼本。24時間プロレスのことを考えていた、はまさに名言であり、氏の生き様を感じずにはいられない。読むプロレスを広めた氏を追悼する一冊だからこそ、その影響を受けた諸氏がじっくりと読ませてくれる。読了日:11月06日 著者:「kamipro」編集部

55歳からのフルマラソン (新潮新書)
55歳からのフルマラソン (新潮新書)感想サクリと読了。著者は激務からの気分転換に近い形でランニングを始めたようだが、フルマラソンにあっという間に挑戦できたのは、もともとのポテンシャルの高さゆえか。そのあたり、表題とは若干の違和感を覚えた。ただ、ダイエット効果も高かったようではあるし、やはりワタシもまた走り始めなければとも思う。なかなか一歩を踏み出すことができないのだが、それでも著者同様、変化を求めるのであれば、まずは走ってみることを始めないと、とわかっているのだが・・・。読了日:11月08日 著者:江上 剛

ユーミンの罪 (講談社現代新書)
ユーミンの罪 (講談社現代新書)感想80年代~90年代にかけて、ユーミンと共に青春時代を送ってきた著者が、ユーミンのアルバムと曲を時代ごとに追っていき、ユーミンのある時代を考察。女性目線なので、どうしてもスンナリ入ってこないが、著者と年齢の近いワタシとしては、80年代からバブルへ突入していくあのひとときを、懐かしく振り返ることもできた。大御所ユーミンは、たしかにあの時代を彩った重要人物なんだと思う。読了日:11月11日 著者:酒井 順子

二重唱(デュエット) (文春文庫)
二重唱(デュエット) (文春文庫)感想著者の作品は、スポーツをテーマにしたノンフィクション、あるいは半ノンフィクション作品ばかりかと思っていたが、意外や意外、全くの別ジャンルもしっかり読ませる。本作は、恋愛をテーマにした短編集。男女が行き交う中で、なんとも言えぬ心模様を映し出すことができるのは、さすが著者の実力といったところか。短編ごとの長さも手頃で、いい感じで楽しむことができました。読了日:11月13日 著者:海老沢 泰久

またまたへんないきもの
またまたへんないきもの感想前作に続いて、気が向いたときにチョコチョコと読み進めていった。解説がオヤジギャグ的満載といおうか、若干クドイと感じてしまうが、それを補う内容。イラストがまたGOOD。それにしても、サナダムシを飼っている教授の話、面白かった。ダイエットに効果があるのであれば、一度くらいは飼ってみたい気がしなくもない。読了日:11月13日 著者:早川 いくを,寺西 晃

横綱
横綱感想相撲関連の書籍は相当読み込んできたが、本書はそれらの中でも、ダントツに面白いと断言できる!本書は、過去、横綱を経験した面々へのインタビューをまとめたものだ。初代若乃花に始まり、隆の里、二代目若乃花、千代の富士など、今は鬼籍に入ってしまった人たちの声は貴重そのもの。輪島、曙、北尾など、相撲界から身を引いた男たちの声も、実に意味深い。それぞれのインタビュー内容も素晴らしいだけに、若・貴だけが、収載されていないのが、あまりにも不自然。画竜点睛を欠く、飛車角落ち。。。残念でならない。読了日:11月14日 著者:武田 葉月

棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか
棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか感想昨晩から読み始めたが一気読み。俺たちの新日本プロレスが、2000年代に人気凋落の一途をたどった時代、多くのレスラーが新日を去る中で、新日に残るという選択をし、そして現在の新日にいたるまでの復活を支えた棚橋のストーリー。キャラそのままに、本人自体の性格が前向きなんだろう。太陽の天才児、100年に1人の逸材は、決してナチュラルなものではなく、努力の末に作り上げられたものなんだと感じた。新日は今、非常に面白い。金曜8時の興奮が帰ってくるとき、そして、WWEを超える日が来るのも現実的かと思う。読了日:11月15日 著者:棚橋弘至

マンション格差 (講談社現代新書)
マンション格差 (講談社現代新書)感想数年前に中古マンションを買い、35年ローンを抱えている現状で、果たして本書を読む意味があるのか否か。まあ、そんなことはどうでもいい。本書では、マンションを巡るあれこれが解説される。それは既存の所有者にとってめ役立つ情報だ。それにしても空き家率の現実には驚愕した。読了日:11月17日 著者:榊 淳司

プロレスで生きる。
プロレスで生きる。感想全日移籍後、社長になり、絶好調のときに書かれた著作だけに、内容はとにかくイケイケ。とはいえ、ナチュラルボーンマスターには、まだまだ頑張ってもらわねば。膝の状態が心配だ。。。読了日:11月17日 著者:武藤敬司

セ界恐慌 ~プロ野球の危機を招いた巨人と阪神の過ち (宝島社新書)
セ界恐慌 ~プロ野球の危機を招いた巨人と阪神の過ち (宝島社新書)感想相変わらずの恨み節。それでもたまに読みたくなってしまうのが、知将ノムさんの魅力というべきか。意外だったのは、金本への評価が高い点。秋山翔吾、内川、細川も高く評価している。で、イチロー、工藤、張さんらは、お気に召さないようだ。あと、息子である克則には、相変わらず甘い 笑読了日:11月18日 著者:野村 克也

諦めるな! (角川oneテーマ21)
諦めるな! (角川oneテーマ21)感想福岡、天神のTSUTAYAで、知人待ちの間に中古本購入。飛行機で一気読み。中畑清、DeNA監督2年めを終えたころの著作。今年、ラミレス監督の下で、初のクライマックス進出を決めたわけだが、やはりその礎を築いたのはキヨシだと痛感。巻末の番長三浦との対談が味わい深い。読了日:11月20日 著者:中畑 清

ボクらの時代 芸とロック  ~悩みながら前に進む
ボクらの時代 芸とロック  ~悩みながら前に進む感想フジテレビ、ボクらの時代を書籍にて再録したもの。談春、ジュニアという、ワタシが敬愛してやまない2人に加えて、斉藤和義との鼎談。時代のトップランナーたちのトークは、どこまでも面白く、その先を期待させる。読了日:11月21日 著者:斉藤 和義,立川 談春,千原 ジュニア

逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)
逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)感想今やテレビで顔を見ない日はないほどの、超売れっ子の指原莉乃。かつてヘタレと言われた指原だが、本書を読むと、二十歳やそこらの若い女とは思えないほど、頭のよさが見え隠れする。だからこそ、生き馬の目を抜くような厳しい芸能界を生き抜くことができるのだろう。大人も読める意外な良書。読了日:11月22日 著者:指原莉乃(HKT48)

江利子と絶対
江利子と絶対感想久しぶりの本谷作品。そんで、デビュー作の短編集。これが3作品ともブッ飛んでいることに驚かされる。幸せな読後感は皆無だが、エンターテイメントとして楽しめばいいのかもしれない。読了日:11月23日 著者:本谷 有希子

ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。感想少し前に話題になった本。外国人男性との結婚生活(正確には籍は入っていないようだが)をつづった、漫画エッセイという体裁。ほのぼのとして楽しいが、この旦那トニーの場合は、外国人だから文化や価値観の違いがあるというよりは、この人そのものが個性的な人であるようにも思えた。次作も所有しているので、読んでみようと思う。読了日:11月24日 著者:小栗 左多里


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by anken99 | 2016-12-05 21:42 | 読書 | Comments(0)
2016年10月に読んだ本
2016年12月に読んだ本は12冊。
ひさしぶりに結構読めました。

まず角幡氏の『雪男は向こうからやって来た』。
冒険ノンフィクションの世界では旬の著者だけに、さすがに面白い!
で、池井戸さんの『陸王』。
分厚さにひるんだが、さすがの内容で一気読み!
あとは、少し前のベストセラー『夢をかなえるゾウ』、これも面白かった。
『Number』武豊特集も、ファンにはたまらない内容です。

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3166ページ
ナイス数:155ナイス


雪男は向こうからやって来た
雪男は向こうからやって来た感想
いやはや素晴らしい!久しぶりに熱く引き込まれるノンフィクション作品に出会った。著者の角幡唯介氏は、開高健ノンフィクション賞を受賞するなど活躍中だが、本書は処女作ともいえる長編作品である。雪男?というと、川口浩の世界を思い浮かべてしまうが、本書に出てくるのは、いわば探検や登山のリアルなプロたち。そんな男たちが、取り憑かれてしまうのが、雪男という幻想?なのである。本書はとにかく読みやすいことも印象的。角幡氏は、今は封印しているとしても、きっといつかまた雪男を探しにいくはずだ。私も雪男の存在を確信した。
読了日:10月7日 著者:角幡唯介

陸王
陸王感想
ひさびさの池井戸作品は、最新作の長編。今度のテーマは、歴史だけは長い零細足袋製造業者の生き残りをかけた挑戦である。マラソンブームのさなか、いろいろと勉強させられることも多々あり。で、内容は、定番の悪役ライバルからの嫌がらせと、それに立ち向かう主人公たち、という構図。わかっているのに、毎度ながら読んでいるこちらまで熱くなってしまうという。。。現代において、多くの人たちから大いなる共感を得ている、まさに池井戸ワールドの王道を行く一冊だ。
読了日:10月11日 著者:池井戸潤

直感力 (PHP新書)
直感力 (PHP新書)感想
将棋の名人、羽生さんの勝負論。当方、将棋がわからないだけに残念だが、将棋を指す方なら、より面白く読めるのではないだろうか。それにしても、わずか81のマス目に合わせて40の駒で戦う将棋というゲームが、実に奥深いものなのだということは感じさせられた。
読了日:10月14日 著者:羽生善治

夢をかなえるゾウ
夢をかなえるゾウ感想
読了。少し前に話題になっていたことは知っていたが、ジャンルとしては、自己啓発本にカテゴライズされるだろうことを知ったのは、読み始めてからのこと。で、巷にあふれる自己啓発本とは一線を画す、物語スタイルで話が展開していく。。。ユニークで、ちょっと意地悪で、なんだか憎めない神様、ガネーシャ。象の頭を持つこのインドの「神様」の教えは、どこまでもシンプルで優しさに満ちている。だからこそ、自己啓発本にありがちな説教臭さはないし、なんだかスッキリ入ってくる。毎日少しずつ。。。習慣を変えていけば、何かが変わると感じた。
読了日:10月15日 著者:水野敬也

呼んでみただけ
呼んでみただけ感想
久しぶりの再読。母子のふれあいを綴る短編仕立てで読みやすい。2歳児を持つ親になった今読むと、実に味わい深い。この二人のように、しっかりと子供に向き合って、貴重な時間をしっかり過ごそうと思えた。肝心な内容だが、さすが安東みきえさん。いずれもジンワリと温かい。
読了日:10月15日 著者:安東みきえ

清水ミチコの「これ誰っ!?」 (宝島社文庫)
清水ミチコの「これ誰っ!?」 (宝島社文庫)感想
くだらねえ〜というのが、読後の率直な感想。清水ミチコ女史が、ひたすら有名人の顔真似をしていく。10年以上前の本だけに、真似される相手には、一昔前感漂う方も多いが、人選はなかなか。で、特徴をほんとよく捉えてます。
読了日:10月18日 著者:清水ミチコ

打たれ強く生きる (新潮文庫)
打たれ強く生きる (新潮文庫)感想
健康診断中に一気読み。以前読みかけて途中でやめてしまった気がしたが、なぜだろう?今回は最初から一気に面白く読めた。日経流通新聞に連載されたエッセイで、ごく一般的な、普通のビジネスマンを対象に書かれたと思われる。登場する経営者や有名人たちが、みな人間味にあふれ、人間としても尊敬できるような人たちばかりで、大変印象に残った。20代のころは、城山さんの著作を何冊か読んだが、40代になった今、感じ方も違おうかと思われる。また読んでみよう。
読了日:10月21日 著者:城山三郎

Number(ナンバー)913号 武豊 四千勝のすべて。 Yutaka Take 4000 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number(ナンバー)913号 武豊 四千勝のすべて。 Yutaka Take 4000 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
最高です。競馬ファン、というか武豊世代にはたまらなすぎる!年表を見ながら、甦る思い出の数々。思えば自分も歳を取ったもんだ。。。安藤勝、武幸四郎といった面々のインタビューも素晴らしい。ルメール、デムーロのインタビューもよかったなあ。今秋、ユタカの躍進をとくと見たい!
読了日:10月23日 著者:Number編集部

読む野球-9回勝負- NO.1―三振を読む (主婦の友生活シリーズ)
読む野球-9回勝負- NO.1―三振を読む (主婦の友生活シリーズ)感想
いや〜、表紙からしてたまらん!やはりトルネードは俺たちのスーパースターだ!特集は三振。で、まずは、野茂をとりまく人々へのインタビュー。阿波野、吉井……。野茂という投手の凄まじさが、あらためてよく分かる。らしいといえばらしいのだが、野茂が球界に復帰する日は永遠に来ないのだろうか?ほかにも、伊藤智、江夏、若菜に土井正博など、秀逸なインタビューが満載。そして、第二特集はカープ!本書の刊行から3年後のいま、奇跡が舞い降りていようとは!高橋慶彦のインタビューも最高です。
読了日:10月25日 著者:

23区格差 (中公新書ラクレ 542)
23区格差 (中公新書ラクレ 542)感想
データで読み解く東京23区論。まあ、面白く読めはするのだが、おそらく得意不得意が筆者にあるのだろう。明らかに情報量と内容が薄い区があるのは、なんとも残念だった。それが自分が住んでいる世田谷区と、生まれ育った足立区なのだから、なおのこと残念。
読了日:10月25日 著者:池田利道

ウェブで政治を動かす! (朝日新書)
ウェブで政治を動かす! (朝日新書)感想
政治、ウェブというキーワードを、著者の取り組みとともに解説。津田さんといえば、震災時のキュレーターとしての役割が印象に残るが、本書においても、難しいテーマを実に分かりやすく噛み砕いてくれている。やっぱりこの人、頭がいいんだろうな。近年の急速なSNSの進化が、政治の世界に多くの人たちの目を向けさせていることは、歓迎すべきことなんだろうなと感じた。時代は急速な勢いで流れている。10年後、いや5年後、1年後ですら、今の常識は通用しなくなっているんだろう。
読了日:10月27日 著者:津田大介

らも―中島らもとの三十五年
らも―中島らもとの三十五年感想
天才、異才とは、中島らもさんのような人のことを言うのだろう。そのらもさんの一番近くにいた最大の理解者、妻の美代子さんが語るらもさんとの日々。途中涙なくして読めない時代もあるけれど、深い愛情に包まれた夫婦の姿は、どこかうらやましくもある。ぶっ飛んだ二人ではあるけれど、ピュアな部分にはグッときた。
読了日:10月31日 著者:中島美代子

読書メーター

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by anken99 | 2016-11-08 16:07 | 読書 | Comments(0)
2016年9月に読んだ本
2016年9月に読んだ本の数は8冊。
もう少し読めたような気もするところ。

『プロレス取調室』は、待望の単行本化。
まさに抱腹絶倒!のエピソード連発で、昭和プロレスファンにはたまらない。

あとは、田原×堀江の新書もよかった。
やはり堀江のような人間が、時代を作っていくのだと思う。

これを本と言っていいかわからないが「鉄道塗りつぶしブック」は、かつて「いい旅2000km」に夢中になった世代にはたまらない。
酒を飲みながら、チマチマ塗りつぶしていく喜びたるや。


2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1700ページ
ナイス数:45ナイス


やくざと芸能界 (講談社+α文庫)
やくざと芸能界 (講談社+α文庫)感想
一気読み。濃いな〜。この人、芸能界のフィクサーなのか?内容だが、中盤の歴史考はいらないな。エピソードは実に色濃いものばかりだから、そっち関係の内容をもう一つでも二つでも、と、思った。
読了日:9月2日 著者:なべおさみ

7日でできる思考のダイエット (magazinehouse pocket)
7日でできる思考のダイエット (magazinehouse pocket)感想
東京五輪エンブレムに関わる疑惑問題から、一息という感じの時間が経った。しかし、2013年に発刊された本作を、いまこのタイミングで読むのは、あまりにもつらい。全ての言葉が虚構の世界の戯言にしか受け取れない。パクリと模倣とは、やはり全く異なるものだから。。。
読了日:9月11日 著者:佐野研二郎

都道府県別 路線白地図ぬりつぶしBOOK (双葉社スーパームック)
都道府県別 路線白地図ぬりつぶしBOOK (双葉社スーパームック)感想
昭和47年生まれの男子なら、必ずや一度は触れたであろう小学生時代の思い出。スマホもパソコンもポケモンもなかったあの時代、俺たちはバーチャルな世界ではなく、リアルな世界での冒険に夢を馳せた。それが、チャレンジ20000kmだ!国鉄全線に実際に乗り、完全制覇を夢見た俺たちに、いま再び熱い思いを蘇らせてくれる一冊が、2010年代に帰ってきた。本書は、全国鉄道路線図を網羅した白地図。乗った路線、区間に色を塗るだけだ。酒を呑みながら、チビリチビリと赤ペンを走らせる一時。男だから分かる熱い世界ではないだろうか。
読了日:9月11日 著者:

新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか
新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか感想
たけしが語る道徳論。学校の授業にもあるけれど、そもそも道徳って一体なんなんだろう。。。?そんなことを考えながら読み進めていく。今の時代がいいのか悪いのか?結局のところ、その時代を生きる人間が作り上げるものが、道徳なんだろう。
読了日:9月15日 著者:北野武

抱腹絶倒!! プロレス取調室 ~昭和レスラー夢のオールスター編~
抱腹絶倒!! プロレス取調室 ~昭和レスラー夢のオールスター編~感想
たまんねえ!それがまず第一声だろう。玉ちゃんと、昭和プロレスを彩った男たちとのトークバトル。はっきり言って尺が短すぎる!いつまでもこの心地よき時間に身を委ねていたくなること必至。次作も期待大です。
読了日:9月19日 著者:玉袋筋太郎

闘う区長 (集英社新書)
闘う区長 (集英社新書)感想
4年前に世田谷区に移り住み、この町の暮らしやすさを感じている今日この頃。本書は、その世田谷区の区長の著書だ。311後に、地方行政の場に飛び込んだ保坂氏の活動は、全国的にも非常に注目を集めている。脱原発は、そのさいたるものだが、新しい電力供給の仕組みなど、大変わかりやすく勉強になった。さまざまな取り組みは一定の成果を上げているが、私自身も2年前に、全国ワースト1位という待機児童問題の当事者になり、地方行政の大切さを目の当たりにしている。保坂氏には、まだまだ新しい地方行政に関して、新風を巻き起こしてほしい。
読了日:9月22日 著者:保坂展人

引きだす力―奉仕型リーダーが才能を伸ばす (NHK出版新書 389)
引きだす力―奉仕型リーダーが才能を伸ばす (NHK出版新書 389)感想
軽く読める本をってことで、積ん読から引っ張り出したのだが・・・。言葉は厳しいけれども、内容がちょっと薄いと感じただけであった。
読了日:9月28日 著者:宮本亜門

(043)もう国家はいらない (ポプラ新書)
(043)もう国家はいらない (ポプラ新書)感想
田原さんと堀江さんによる対談。いまなお時代の寵児として活躍する堀江さんが、「未来」に対する自分の考えと、現代の最先端のあれこれをわかりやすく解説していく。ネット、IT、国家、政治など、大きく根底から変わるのは、そう遠い未来ではないんじゃないかと感じた。それよりも、堀江さんの「未来に対して嘆くことは簡単」という言葉は刺さった。堀江さんも、そして田原さんも、グチグチと悩んで眠れないというようなことはないのだとか。嘆くよりも自分自身が変わること、それが大切なんだというメッセージがしっかり届いた。
読了日:9月30日 著者:田原総一朗,堀江貴文

読書メーター

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by anken99 | 2016-10-03 12:33 | 読書 | Comments(0)
2016年8月に読んだ本
2016年8月に読んだ本の数は7冊。
少ないなあという実感もあるが、当たりもあるにはあった。

西加奈子『ふる』は、さすが現代をリードする作家の作品という印象。
面白い。

ノンフィクションでは、エンデユアランス号の漂流記が、写真といい、中身といい、すばらしい一冊だった。

ナンバーの表紙には、驚かされましたが・・・。

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1565ページ
ナイス数:50ナイス


ふる (河出文庫)
ふる (河出文庫)感想
主人公である花しす〔かしす〕の過去と現在を交互に進行させつつ、物語は展開していく。アダルトビデオのモザイクかけという主人公の職業には、読み始めには面食らったが、それが壮大なテーマの核にあろうとは!登場人物の多くに好感が持て、なんだかジワリとしてしまうあたりは、西加奈子らしさ全開。優しい気持ちになれました。
読了日:8月4日 著者:西加奈子

冒険訓 「辛坊訓2」
冒険訓 「辛坊訓2」感想
時事問題を分かりやすく解説する、辛坊治郎さんのFlashの連載をまとめたもの。これがまた、なかなかに読み込める。発刊から少し時間が経っていたので、今後はリアルタイムに読みたいと感じた。
読了日:8月8日 著者:辛坊治郎

アイドル処世術 滝川クリステルからモー娘。まで、なめ子の異常な愛情 (コア新書)
アイドル処世術 滝川クリステルからモー娘。まで、なめ子の異常な愛情 (コア新書)感想
すげえ面白い!辛酸なめ子さん、BUBUKA連載の女性有名人評。いずれも粒ぞろいのレベル高さだが、個人的にはSPEED、あゆ、加護ちゃん、辻ちゃんあたりの記述が、見事にツボだった。なめ子さん、実力高し!ほかの著作も読んでみよう。
読了日:8月10日 著者:辛酸なめ子

Number(ナンバー)908・909・910号 甲子園最強打者伝説。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number(ナンバー)908・909・910号 甲子園最強打者伝説。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
まず表紙。これは度肝を抜かれた。まさか、ここでこうくるとは。。。清原は甲子園で13本のホームランを打った。そして、その全ての被弾者に対して、丁寧なインタビューがなされる。彼らの誰もにとって、清原はワンオブワン。そして打たれたからこそ、大切な思いを胸に、それぞれが色濃い人生を生きている。一つ下の立浪、片岡のインタビューも秀逸。よくぞ登場してくれたと拍手を送りたい。そして、巻末の編集後記を読み、最後の最後で、またまた自分も胸を熱くした。清原よ、必ずや帰ってこい!
読了日:8月20日 著者:

釜石の夢 被災地でワールドカップを (講談社文庫)
釜石の夢 被災地でワールドカップを (講談社文庫)感想
震災で多大なる被害を受けた、ラグビーの町、釜石を巡る物語。2020東京五輪はさておき、その1年前に、2019ラグビーワールドカップが釜石にやってくる。この本に出てきた全ての人、そして東北の人たちと同じようにして、何らかの形でこの大会を応援したいと感じた。前を向いて歩くことの大切さを教えてくれる一冊だ。
読了日:8月24日 著者:大友信彦

お悩みママのためのおむつはずし成功体験 (小学館文庫)
お悩みママのためのおむつはずし成功体験 (小学館文庫)感想
先日、娘が2歳になった。で、いよいよというか、トイレトレーニングをしなければと思っていた矢先に、BOOKOFFで見つけて即ゲット。発刊は2001年と、いまから15年も前にもかかわらず、内容は新鮮そのもの。ネットに寄せられた、たくさんのママの声をまとめた形式なのだが、やはり時代は変わっても、人間の成長は変わらないというところか。何歳までに・・・?という心配や、どうやったらいいのか?など、これからチャレンジする身にとっては、大変参考になった。それにしても、表紙をあらためて見たら「この本、女性向き」とは。。苦笑
読了日:8月26日 著者:

エンデュアランス号大漂流 (知恵の森文庫)
エンデュアランス号大漂流 (知恵の森文庫)感想
名著『漂流』を、ヤング向けに平易にしたもの?南極大陸を前に、船を喪失し、極寒の地に取り残されたシャクルトン率いる探検隊。絶望の淵にいながらも、シャクルトン以下、男たちは全員が勇敢に前向きに、そんな事態に立ち向かっていく。そして奇跡の生還。シャクルトンというリーダーは、あまりにも素晴らしいリーダーである。男たちもしかり。誇りを失わない彼らの行動は、あまりにもカッコよすぎる。冒険ノンフィクションは大好物だが、間違いなく最高レベルの一冊。数々の写真がまた素晴らしい。写真に映る男たちの表情、絶景、言葉はいらない。
読了日:8月31日 著者:エリザベス・コーディー・キメル

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by anken99 | 2016-09-11 12:55 | 読書 | Comments(0)
  

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