水道橋博士が以前から絶賛していたこともあって購入。
のっけからトップスピードで切れ込むスリリングな展開に、,一気にひきこまれてしまう。
主人公が巻き込まれるエロ&バイオレンスの数々は、まともに考えればいずれも凄惨きわまりないものの、それがどこか笑いを持って読めてしまうのも筆者のたくみな描写ゆえのことであろうか。
それでいて、文中に細かく配置された芸能・時事ネタの数々は、1972年生まれの自分にとっては、まさにピンポイント。
思わず、小沢健二を聞きたくなってしまったことを、ここで明かしておく。
博士をして「映画化は絶対に不可能」と言わしめた作品だが、逆に映画以上に映画的であり、それぞれのシーンが常に鮮明な映像として脳裏に広がるほどであった。
最後まで一気に読めたことは言うまでもない。
読み終わったのは夜中の2時過ぎ、しかもけっこうアルコールを飲んでいたにもかかわらず、目がさえて眠れなくなってしまったほど。
著者はこれがデビュー作なのだというのだから、今後に期待感いっぱいであることは言うまでもない。
すでに『日本のセックス』『民宿雪国』の2作が世に出ているが、いずれも必ず読まねばならないだろう。
さらに驚くべきことに、筆者の樋口毅宏氏本人から、twitterにコメントが!
今月中にも、雑司ヶ谷のパート2が出るということ。
これは間違いなく即買いであろう。
のっけからトップスピードで切れ込むスリリングな展開に、,一気にひきこまれてしまう。
主人公が巻き込まれるエロ&バイオレンスの数々は、まともに考えればいずれも凄惨きわまりないものの、それがどこか笑いを持って読めてしまうのも筆者のたくみな描写ゆえのことであろうか。
それでいて、文中に細かく配置された芸能・時事ネタの数々は、1972年生まれの自分にとっては、まさにピンポイント。
思わず、小沢健二を聞きたくなってしまったことを、ここで明かしておく。
博士をして「映画化は絶対に不可能」と言わしめた作品だが、逆に映画以上に映画的であり、それぞれのシーンが常に鮮明な映像として脳裏に広がるほどであった。
最後まで一気に読めたことは言うまでもない。
読み終わったのは夜中の2時過ぎ、しかもけっこうアルコールを飲んでいたにもかかわらず、目がさえて眠れなくなってしまったほど。
著者はこれがデビュー作なのだというのだから、今後に期待感いっぱいであることは言うまでもない。
すでに『日本のセックス』『民宿雪国』の2作が世に出ているが、いずれも必ず読まねばならないだろう。
さらに驚くべきことに、筆者の樋口毅宏氏本人から、twitterにコメントが!
今月中にも、雑司ヶ谷のパート2が出るということ。
これは間違いなく即買いであろう。
by anken99
| 2011-02-09 20:39
| 読書
|
Comments(0)