キング──そう呼ばれる男、カズこと三浦知良。
日本サッカー界にいまなお君臨する、レジェンドである。
本書は、日本経済新聞に5年間にわたって連載されたカズのコラムをまとめたもの。
そこにあるのは、常に前向きであり続けるカズの人物像そのものである。
決してあきらめない心、常にベストを尽くす取り組み方、カッコよくあろうとするスタイルなど、まさにカズイズムがあますところなく凝縮されている。
先日のチャリティーマッチでも、見事なゴールを決めたキング。
それは運でもなんでもなく、努力と研鑽と前向きな心が生み出したものだということが、本書を読めばきっと分かると思う。
もともと新聞のコラムに連載されていたものだけに、見開き単位で完結しているので、読みやすいこともポイント。
このタイミングだからこそ、手にとって良かったと思える1冊だった。
by anken99
| 2011-04-12 12:47
| 読書
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