小学生時代を日本屈指の漁業基地である静岡県焼津で過ごし、大学時代には寿司店でアルバイトをしていたこともあってか、とにかく魚には目がない大人になった。
刺身、寿司、焼き魚、煮魚・・・どれも好んで食している。
本書はそんな日本の台所を支える「築地」を、そこで働く人の目から語った解説本である。
著者は高校卒業後に実家の仲卸業を継ぎ、三代目として現在まで築地で活躍している。
べらんめぇ口調で書かれているものの、その視点や描写は非常に的確。
築地の男たちの息吹や市場の活気が目の前に広がってくるかのようである。
世界を見渡しても、ここまで魚と密接な関係がある国は、日本人くらいのものだそうだ。
たしかに、調理方法ひとつとっても、日本料理にはさまざまなやり方がある。
そこに見えるのは、魚への限りない愛だ。
移転の件など、築地も問題を抱えている。
しかし、いつまでも新鮮で美味しい魚が食べられればと願ってやまない。
おすすめの一冊です。
刺身、寿司、焼き魚、煮魚・・・どれも好んで食している。
本書はそんな日本の台所を支える「築地」を、そこで働く人の目から語った解説本である。
著者は高校卒業後に実家の仲卸業を継ぎ、三代目として現在まで築地で活躍している。
べらんめぇ口調で書かれているものの、その視点や描写は非常に的確。
築地の男たちの息吹や市場の活気が目の前に広がってくるかのようである。
世界を見渡しても、ここまで魚と密接な関係がある国は、日本人くらいのものだそうだ。
たしかに、調理方法ひとつとっても、日本料理にはさまざまなやり方がある。
そこに見えるのは、魚への限りない愛だ。
移転の件など、築地も問題を抱えている。
しかし、いつまでも新鮮で美味しい魚が食べられればと願ってやまない。
おすすめの一冊です。
by anken99
| 2011-10-14 11:34
| 読書
|
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