1月に読んだ本は、合計11冊。
正月休みがあったわりに、意外と読んでなかった。
電車での移動中、パズドラにハマってしまっているせいもあるが・・・。
伊集院光の『のはなし』シリーズは、安定の面白さ。
最高に笑えて読みやすい。
意外とよかったのが、今さらって感じなのだが『まほろ駅前多田便利軒』。
思わず続編も買ってしまった。
あとはBRUTUSの読書特集か。
おかげで積ん読本がまたまた増えてしまったことは、言うまでもないが・・・。
2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2118ページ
ナイス数:117ナイス
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)の感想
呑み屋に入る前に、ブックオフで購入。栄光→転落→再浮上を体現した有吉の人生論。非常に現実的でもあり、意外にも堅いタイプの芸人であることに驚いた。毒を吐く芸風も考え尽くした上でのものだろう。本書で一番印象に残ったのが、悪口はいいが、陰口はダメだという言葉。有吉は、それを実践している。
読了日:1月1日 著者:有吉弘行
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)の感想
少し前にDVDを見ての原作読書。映画化にあたってもかなり忠実に再現されているのは、原作の力があってのことだろう。それだけ、主人公の二人は魅力的であるからに違いない。殺伐としつつも、最後は幸せの再生という締めが、なんとも心地よかった。一気読み。
読了日:1月3日 著者:三浦しをん
嫉妬の法則 恋愛・結婚・SEX (角川oneテーマ21)の感想
たけしが語る恋愛論。いつも通りの歯に衣着せぬものいいで、大放言が展開される。たけしが好きな人には、きっと面白く読めるだろう。読後感はさておき、大変興味を抱いたのが、たけしの奥方。貧乏時代からたけしを支える彼女の手のひらの上で、現代の天才も踊らされているのかもしれない。
読了日:1月7日 著者:ビートたけし
ビッグダディの流儀の感想
ビッグダディことキヨシさんの著書。元妻・美奈子の本とほぼ同時期に発売され話題となっていたが、どうせ古本屋に並ぶだろうと思ってた末に、あんのじょう古本屋で叩き売られていたのを入手。しかもサイン本だった。さて内容だが、番組を見ていた人にとっては、正直言って物足りない。文字級数も大きいせいか、あっという間に読み終わってしまった。彼の人生がつづられているが、やっぱりこの人は変わっているという思いをあらためて抱いた次第。どこか身勝手というか、自分大好き人間なんだろう。
読了日:1月8日 著者:林下清志
BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]の感想
年末休み用に購入。いろいろな人の書評は、普段自分ではまず手に取らない本に出会うことも多く、この号には満足。かたっぱしからAmazonのほしいものリストに登録してしまったことは、言うまでもない。中でも、米原万里さんに、強い興味を持った。
読了日:1月9日 著者:
「今日の清水君」365 days Kei Freedamn!」の感想
清水圭アニキのサイトの人気コンテンツ、今日の清水君をまとめたもの。年始に店で福袋を買ったら入っていたのだ!365日分のファッションチェックをしているだけでも、なかなか楽しい。最後のページにアニキのサインも入ってて、ちょっとうれしい気分。
読了日:1月12日 著者:清水圭
グ、ア、ムの感想
どちらかといえば不快感すら覚える登場人物も多く、決して読後感がよいとはいえないのに、つい手にとってしまう本谷作品。登場人物は、母、姉妹それに父のほぼ4人というミニマムな感じの本作も、定番の手法だ。物語は、どこか人生を諦めた感のある、性格のまったく違う姉妹と、その母が、3人でグアム旅行に行くところから始まる。グアムという場所が、またなんとも小市民的。登場人物は、相変わらず不快感を覚えながら、どこか自分を含めた身近にいそうな人々でもあり、その描写力はさすがといえそうだ。ただ、終わり方は珍しくイイ感じだった。
読了日:1月14日 著者:本谷有希子
プロレス 偽装のリング (別冊宝島 2023)の感想
昨夏刊行と少し古いが、ブックオフにて購入。このシリーズ、プロレスの裏話を知るには最適である。本号は、武藤の全日離脱直前の記事が中心で、白石オーナーへのインタビューなど興味深く読めた。あとは何と言っても、大下英治による、力道山を刺した男の話か。この手合いの本で大下英治の記事が読めること自体が奇跡だろう。貴重。
読了日:1月16日 著者:
巨魁の感想
いわゆる「清武の乱」の内情を暴露した本という認識で手にしたが、内容はそれ以上に興味深い。現代プロ野球経営のあれこれが、非常によくわかる。そしてナベツネという人物の素の顔を知り、この現代の怪物にもさらに興味を深めた。この本、非常に読みやすいと感じたが、それもそのはず。清武氏はもともとが読売新聞社会部の出身だから、文章のうまさもうなずけるというものだ。さて清武氏の再浮上はあり得るのだろうか。
読了日:1月19日 著者:清武英利
AKB48白熱論争 (幻冬舎新書)の感想
まったく興味が持てないAKBだが、なぜか手に取った1冊。2012年の刊行とはいえ、社会現象にもなったAKBについて、その成り立ちや存在意義がよくわかる。というのも、本書に登場する4人の論客は、酸いも甘いもよく知ったオヤジ世代のつわものばかり。そんな人たちが語るAKB論は、まさに「白熱」といっていいだろう。AKBがなぜここまでの存在になったのかについての考察や、はたまたAKBとメディア、さらには政治、そして宗教と、AKBがさまざまな形で現代日本に影響を及ぼしているという話には、すっかり引き込まれてしまった。
読了日:1月23日 著者:小林よしのり,中森明夫,宇野常寛,濱野智史
のはなしさんの感想
のはなし、のはなしに、と読んできたが、最高!有無を言わせぬ面白さ。なんだろう?ラジオそのままに面白すぎる!しかし、最後の、んーーの話は泣いた。まさかあそこで泣かせるとは!やられました、完全に。
読了日:1月24日 著者:伊集院光
読書メーター
正月休みがあったわりに、意外と読んでなかった。
電車での移動中、パズドラにハマってしまっているせいもあるが・・・。
伊集院光の『のはなし』シリーズは、安定の面白さ。
最高に笑えて読みやすい。
意外とよかったのが、今さらって感じなのだが『まほろ駅前多田便利軒』。
思わず続編も買ってしまった。
あとはBRUTUSの読書特集か。
おかげで積ん読本がまたまた増えてしまったことは、言うまでもないが・・・。
2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2118ページ
ナイス数:117ナイス
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)の感想
呑み屋に入る前に、ブックオフで購入。栄光→転落→再浮上を体現した有吉の人生論。非常に現実的でもあり、意外にも堅いタイプの芸人であることに驚いた。毒を吐く芸風も考え尽くした上でのものだろう。本書で一番印象に残ったのが、悪口はいいが、陰口はダメだという言葉。有吉は、それを実践している。
読了日:1月1日 著者:有吉弘行
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)の感想
少し前にDVDを見ての原作読書。映画化にあたってもかなり忠実に再現されているのは、原作の力があってのことだろう。それだけ、主人公の二人は魅力的であるからに違いない。殺伐としつつも、最後は幸せの再生という締めが、なんとも心地よかった。一気読み。
読了日:1月3日 著者:三浦しをん
嫉妬の法則 恋愛・結婚・SEX (角川oneテーマ21)の感想
たけしが語る恋愛論。いつも通りの歯に衣着せぬものいいで、大放言が展開される。たけしが好きな人には、きっと面白く読めるだろう。読後感はさておき、大変興味を抱いたのが、たけしの奥方。貧乏時代からたけしを支える彼女の手のひらの上で、現代の天才も踊らされているのかもしれない。
読了日:1月7日 著者:ビートたけし
ビッグダディの流儀の感想
ビッグダディことキヨシさんの著書。元妻・美奈子の本とほぼ同時期に発売され話題となっていたが、どうせ古本屋に並ぶだろうと思ってた末に、あんのじょう古本屋で叩き売られていたのを入手。しかもサイン本だった。さて内容だが、番組を見ていた人にとっては、正直言って物足りない。文字級数も大きいせいか、あっという間に読み終わってしまった。彼の人生がつづられているが、やっぱりこの人は変わっているという思いをあらためて抱いた次第。どこか身勝手というか、自分大好き人間なんだろう。
読了日:1月8日 著者:林下清志
BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]の感想
年末休み用に購入。いろいろな人の書評は、普段自分ではまず手に取らない本に出会うことも多く、この号には満足。かたっぱしからAmazonのほしいものリストに登録してしまったことは、言うまでもない。中でも、米原万里さんに、強い興味を持った。
読了日:1月9日 著者:
「今日の清水君」365 days Kei Freedamn!」の感想
清水圭アニキのサイトの人気コンテンツ、今日の清水君をまとめたもの。年始に店で福袋を買ったら入っていたのだ!365日分のファッションチェックをしているだけでも、なかなか楽しい。最後のページにアニキのサインも入ってて、ちょっとうれしい気分。
読了日:1月12日 著者:清水圭
グ、ア、ムの感想
どちらかといえば不快感すら覚える登場人物も多く、決して読後感がよいとはいえないのに、つい手にとってしまう本谷作品。登場人物は、母、姉妹それに父のほぼ4人というミニマムな感じの本作も、定番の手法だ。物語は、どこか人生を諦めた感のある、性格のまったく違う姉妹と、その母が、3人でグアム旅行に行くところから始まる。グアムという場所が、またなんとも小市民的。登場人物は、相変わらず不快感を覚えながら、どこか自分を含めた身近にいそうな人々でもあり、その描写力はさすがといえそうだ。ただ、終わり方は珍しくイイ感じだった。
読了日:1月14日 著者:本谷有希子
プロレス 偽装のリング (別冊宝島 2023)の感想
昨夏刊行と少し古いが、ブックオフにて購入。このシリーズ、プロレスの裏話を知るには最適である。本号は、武藤の全日離脱直前の記事が中心で、白石オーナーへのインタビューなど興味深く読めた。あとは何と言っても、大下英治による、力道山を刺した男の話か。この手合いの本で大下英治の記事が読めること自体が奇跡だろう。貴重。
読了日:1月16日 著者:
巨魁の感想
いわゆる「清武の乱」の内情を暴露した本という認識で手にしたが、内容はそれ以上に興味深い。現代プロ野球経営のあれこれが、非常によくわかる。そしてナベツネという人物の素の顔を知り、この現代の怪物にもさらに興味を深めた。この本、非常に読みやすいと感じたが、それもそのはず。清武氏はもともとが読売新聞社会部の出身だから、文章のうまさもうなずけるというものだ。さて清武氏の再浮上はあり得るのだろうか。
読了日:1月19日 著者:清武英利
AKB48白熱論争 (幻冬舎新書)の感想
まったく興味が持てないAKBだが、なぜか手に取った1冊。2012年の刊行とはいえ、社会現象にもなったAKBについて、その成り立ちや存在意義がよくわかる。というのも、本書に登場する4人の論客は、酸いも甘いもよく知ったオヤジ世代のつわものばかり。そんな人たちが語るAKB論は、まさに「白熱」といっていいだろう。AKBがなぜここまでの存在になったのかについての考察や、はたまたAKBとメディア、さらには政治、そして宗教と、AKBがさまざまな形で現代日本に影響を及ぼしているという話には、すっかり引き込まれてしまった。
読了日:1月23日 著者:小林よしのり,中森明夫,宇野常寛,濱野智史
のはなしさんの感想
のはなし、のはなしに、と読んできたが、最高!有無を言わせぬ面白さ。なんだろう?ラジオそのままに面白すぎる!しかし、最後の、んーーの話は泣いた。まさかあそこで泣かせるとは!やられました、完全に。
読了日:1月24日 著者:伊集院光
読書メーター
by anken99
| 2014-02-05 19:29
| 読書
|
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