6月に読んだ本は9冊。
やはりなんといってもよかったのは『たけし金言集』。
まさに金言の数々であり、たけしという人間の優しさが伝わってくる内容で、たけしに対する憧れがまた増したことは言うまでもない。
あとは『下町ロケット』かな。
長編ながら、池井戸エンターテインメントを満喫できること、このうえなし。
2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2308ページ
ナイス数:148ナイス
たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録 (一般書)の感想
想像通りの面白さ。で、当然のように一気読み。たけしという現代の預言者と、そこに集まる軍団という弟子たち。ダンカン、タカ、浅草キッドなど、殿の一番近くにいる弟子たちによる著作は多いが、アル北郷による本書は、間違いなく最も新しい作品であろう。文化人となっても、芸人としての自分を貫くたけしは、やはり男として絶対的にカッコイイ。タモリの評作が昨今連発されているが、ワタシはたけし。40代の男なら、誰もが一時期たけしの口調を知らぬ間に真似ていたはず。熱病さめやらない俺たちには、たしかにこの本は、金言集なのである。
読了日:6月4日 著者:アル北郷
35歳からのリアルの感想
なんかタイトルに惹かれて買った本、なんとか読了。すでに41歳だが。。。たまにこのような説教じみた本を読むと、人生を考えるきっかけにはなるな、まあ。
読了日:6月8日 著者:人生戦略会議
感涙! ナニワ野球伝説 (朝日新書)の感想
大阪日刊スポーツの名物コラムをまとめたもの。大阪愛というか、関西愛というか、関西プロ野球の歴史と裏話が満載。人物に焦点を当てたものもよかったが、南海、阪急、近鉄といった今はなきパリーグ球団ストーリーがグッド。最後の方に収載されていた、藤井寺、西宮、日生、大阪、中百舌鳥といった球場ストーリーも涙腺をやられた。関西、というより、古き良きパリーグファンにはオススメの一冊だ。
読了日:6月10日 著者:大阪日刊スポーツ(編著)
ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)の感想
前から気になっていた本だが当たり。面白かった。ヤンキーを消費経済のターゲットと定め、現代のヤンキー像を分析していくアプローチが興味深い。で、現代のヤンキーは、昔とはまったく異なる「マイルドヤンキー」であると。怖くない、やさしい、それに「地元」を愛するという現代のヤンキーは、もはや私たち昭和40年代生まれの人間には驚いてしまうほど。でも、たしかにこういうヤツいるな~と思ったり、逆に自分もマイルドヤンキー気質だと思ってしまったり。いずれにしろ、マイルドヤンキーをターゲットにするビジネスも大いにありだと感じた。
読了日:6月12日 著者:原田曜平
男のミカタ1 夢の中まで語りたい (magazinehouse pocket)の感想
なんとなく買った本。ananの連載をまとめたものだということは、後で知った。で、その内容は、大泉洋と松久淳の2人のオッさんがウダウダグダグダと語るもの。ただ、雑誌連載ものだけあって、一つ一つが非常に短く、トイレで暇つぶしに読む本としては最適だった。2人ともワタシと年齢が近いせいか、共感する話もけっこうあったな。
読了日:6月16日 著者:松久淳,大泉洋
下町ロケット (小学館文庫)の感想
このところすっかりハマってしまっている池井戸作品。本作は、さすが直木賞受賞作と納得の極上エンターテイメントであった。ストーリーは、弱者が強者に立ち向かう、勧善懲悪、諦めないことの素晴らしさ、チームワーク。。。といった具合に池井戸作品のど定番パターンなのだが、飽きることなく、長編であっても、作品の世界に引き込まれてしまう。これがたまらない。マニアックなテーマでありながら、そんなことは微塵も感じず、熱い気持ちになってしまう。池井戸作品の王道といっていいだろう。
読了日:6月17日 著者:池井戸潤
球界のぶっちゃけ話の感想
『球界の野良犬』以来の愛甲本。前作と被る箇所も多少はあったが、現代プロ野球裏話といった趣で、非常に面白く読めた。よくある暴露本とは一線を画し、実名出ししてもノープロブレムというか、愛ある内容の暴露ばかりで、ますますプロ野球に対して興味を持ってしまう内容ばかりだった。やはり、プロ野球選手たる者、野武士であってほしい。
読了日:6月18日 著者:愛甲猛
欲望のマーケティング (ディスカヴァー携書)の感想
美魔女ブームの仕掛け人が、その手法を紐解く。意外なところに盲点はあるのだな。目の付け所が、やはり肝心。そしてsns全盛時代のブームの作り方が勉強になった。著者は編集者だけに、本としてもさすが読みやすい。
読了日:6月24日 著者:山本由樹
火事場の仕事力 (ワニブックスPLUS新書)の感想
キン肉マン━━それは、俺たちすべてが夢見た青春譚。本書で語られるキン肉マン世代のあれこれ。そして、挫折を味わった著書のメッセージが胸に響く!
読了日:6月30日 著者:ゆでたまご,嶋田隆司
読書メーター
やはりなんといってもよかったのは『たけし金言集』。
まさに金言の数々であり、たけしという人間の優しさが伝わってくる内容で、たけしに対する憧れがまた増したことは言うまでもない。
あとは『下町ロケット』かな。
長編ながら、池井戸エンターテインメントを満喫できること、このうえなし。
2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2308ページ
ナイス数:148ナイス
たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録 (一般書)の感想
想像通りの面白さ。で、当然のように一気読み。たけしという現代の預言者と、そこに集まる軍団という弟子たち。ダンカン、タカ、浅草キッドなど、殿の一番近くにいる弟子たちによる著作は多いが、アル北郷による本書は、間違いなく最も新しい作品であろう。文化人となっても、芸人としての自分を貫くたけしは、やはり男として絶対的にカッコイイ。タモリの評作が昨今連発されているが、ワタシはたけし。40代の男なら、誰もが一時期たけしの口調を知らぬ間に真似ていたはず。熱病さめやらない俺たちには、たしかにこの本は、金言集なのである。
読了日:6月4日 著者:アル北郷
35歳からのリアルの感想
なんかタイトルに惹かれて買った本、なんとか読了。すでに41歳だが。。。たまにこのような説教じみた本を読むと、人生を考えるきっかけにはなるな、まあ。
読了日:6月8日 著者:人生戦略会議
感涙! ナニワ野球伝説 (朝日新書)の感想
大阪日刊スポーツの名物コラムをまとめたもの。大阪愛というか、関西愛というか、関西プロ野球の歴史と裏話が満載。人物に焦点を当てたものもよかったが、南海、阪急、近鉄といった今はなきパリーグ球団ストーリーがグッド。最後の方に収載されていた、藤井寺、西宮、日生、大阪、中百舌鳥といった球場ストーリーも涙腺をやられた。関西、というより、古き良きパリーグファンにはオススメの一冊だ。
読了日:6月10日 著者:大阪日刊スポーツ(編著)
ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)の感想
前から気になっていた本だが当たり。面白かった。ヤンキーを消費経済のターゲットと定め、現代のヤンキー像を分析していくアプローチが興味深い。で、現代のヤンキーは、昔とはまったく異なる「マイルドヤンキー」であると。怖くない、やさしい、それに「地元」を愛するという現代のヤンキーは、もはや私たち昭和40年代生まれの人間には驚いてしまうほど。でも、たしかにこういうヤツいるな~と思ったり、逆に自分もマイルドヤンキー気質だと思ってしまったり。いずれにしろ、マイルドヤンキーをターゲットにするビジネスも大いにありだと感じた。
読了日:6月12日 著者:原田曜平
男のミカタ1 夢の中まで語りたい (magazinehouse pocket)の感想
なんとなく買った本。ananの連載をまとめたものだということは、後で知った。で、その内容は、大泉洋と松久淳の2人のオッさんがウダウダグダグダと語るもの。ただ、雑誌連載ものだけあって、一つ一つが非常に短く、トイレで暇つぶしに読む本としては最適だった。2人ともワタシと年齢が近いせいか、共感する話もけっこうあったな。
読了日:6月16日 著者:松久淳,大泉洋
下町ロケット (小学館文庫)の感想
このところすっかりハマってしまっている池井戸作品。本作は、さすが直木賞受賞作と納得の極上エンターテイメントであった。ストーリーは、弱者が強者に立ち向かう、勧善懲悪、諦めないことの素晴らしさ、チームワーク。。。といった具合に池井戸作品のど定番パターンなのだが、飽きることなく、長編であっても、作品の世界に引き込まれてしまう。これがたまらない。マニアックなテーマでありながら、そんなことは微塵も感じず、熱い気持ちになってしまう。池井戸作品の王道といっていいだろう。
読了日:6月17日 著者:池井戸潤
球界のぶっちゃけ話の感想
『球界の野良犬』以来の愛甲本。前作と被る箇所も多少はあったが、現代プロ野球裏話といった趣で、非常に面白く読めた。よくある暴露本とは一線を画し、実名出ししてもノープロブレムというか、愛ある内容の暴露ばかりで、ますますプロ野球に対して興味を持ってしまう内容ばかりだった。やはり、プロ野球選手たる者、野武士であってほしい。
読了日:6月18日 著者:愛甲猛
欲望のマーケティング (ディスカヴァー携書)の感想
美魔女ブームの仕掛け人が、その手法を紐解く。意外なところに盲点はあるのだな。目の付け所が、やはり肝心。そしてsns全盛時代のブームの作り方が勉強になった。著者は編集者だけに、本としてもさすが読みやすい。
読了日:6月24日 著者:山本由樹
火事場の仕事力 (ワニブックスPLUS新書)の感想
キン肉マン━━それは、俺たちすべてが夢見た青春譚。本書で語られるキン肉マン世代のあれこれ。そして、挫折を味わった著書のメッセージが胸に響く!
読了日:6月30日 著者:ゆでたまご,嶋田隆司
読書メーター
by anken99
| 2014-07-03 11:53
| 読書
|
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