2018年4月に読んだ本
2018年4月に読んだ本は16冊。
なぜだかとにかく読めまくった1ヶ月であった。
1985年のタイガース優勝、あるいは箱根駅伝、競馬騎手事情など、スポーツ本に当たり多し。
あとはなんといっても『洞窟おじさん』が衝撃的な内容で、大変興味深く読めた次第。これはおすすめです。

4月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4157
ナイス数:129


馬券術政治騎手名鑑2018排除の論理
馬券術政治騎手名鑑2018排除の論理感想
競馬必勝本のたぐいとしては、非常に内容が濃い。馬ではなく騎手に絞っている点は、ワタシ自身の馬券検討法においては、非常に心強い。なかでも「政治力」・・・これは現代日本競馬においては、もはや見逃せない要素だと思う。本書の内容は、さっそく今週末から生かしていきたいと考えているが、並行して、本書の内容を抜き出したメモを作成しなければと感じている次第である。このシリーズ、読み物としても面白いので、毎年買わなければいけないかも。
読了日:04月05日 著者:樋野竜司&政治騎手WEBスタッフチーム

1985 猛虎がひとつになった年 (Sports Graphic Number PLUS)
1985 猛虎がひとつになった年 (Sports Graphic Number PLUS)感想
いやたまりません。あの優勝を知る者には。タイガースどころか、日本にとって一大ニュースとなった1985年のタイガース優勝劇。その1985年のタイガースを、丁寧に証言をとって紡いだ物語。リアルタイムで現場を感じた者には、あの熱い興奮が蘇ってくるはず。鷲田さん作品は巨人中日最終戦モノに続いて二作めだが、自分には大変しっくりくる。野球見るより面白いエンターテイメント作品。
読了日:04月05日 著者:鷲田 康

男の粋な生き方
男の粋な生き方感想
慎太郎氏が雑誌ゲーテに連載していたエッセイをまとめたもの。今じゃすっかりおとなしくなってしまったが、この頃はまだ慎太郎節満載。ただ、70を迎え、老いというものに向き合ってのものだけに、思い出話が多い。それとて、現代を生きる俺たちには、何かを感じさせてくれる強烈なメッセージであることは言うまでもない。若い頃に苦労することで心が鍛えられ、その心が弱っていく身体をカバーしてくれるのだという論説は、心底共感を覚える。談志師匠が亡くなる直前にかわした、友情の会話は、ただただ泣けるし、かっこよすぎる。
読了日:04月08日 著者:石原 慎太郎

電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり (講談社+α文庫)
電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり (講談社+α文庫)感想
タイトル買い。電通マンに見る営業の極意。かる~く読めたが、旧世代ならではの気配りと体力を使った営業法は、今のゆるい世代にはぜひ見習っていただきたい(苦笑)。まあ、自分自身が体育会出身かつ団塊ジュニア世代だから、ジャストにストライクゾーンなのかもしれない。ただ、ディズニーランドを呼び込んだ人の話など、これは!というエピソードも意外とたくさんあり。派手そうに見えて、意外と基本、王道を行くのが、電通マンの営業心得なんだろうと思った。ホイチョイの著作だけに、面白く読ませてくれる作品だ。
読了日:04月09日 著者:ホイチョイ・プロダクションズ

嵐のピクニック
嵐のピクニック感想
久しぶりに本谷有希子作品を手にする。いつも度肝を抜く内容で、それなりに読む側も体力?を必要とするのだが、本作は短編集でもあり、内容もオチもソフトなものが多く、意外とすんなり読めた。本谷作品に定番なバッドエンドも多かったが、ハッピーエンドというか、じわり味わい深い作品もあり。中でも、動物園の猿の話はよかった。
読了日:04月10日 著者:本谷 有希子

箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ (文春文庫)
箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ (文春文庫)感想
箱根駅伝にまつわる9の短編ノンフィクション。丁寧な取材ぶりが伝わってくる、いずれも大変読みやすく、感じるところのある良作ぞろいである。絶対王者青学のエピソードもいくつかあったが、やはり勝つためには厳しい選択というのがあるのだなあ。瀬古さんの話、渡辺さんの話もよかったし、山梨学院創世記の話も良かった。世代、所属校の枠を超えて、いろいろな人たちの人生と運命が絡み合い、だからこそ箱根駅伝は面白いし、ここまで人の心をつかむんだなとも感じた。来年も正月が楽しみだ。そしていつの日か我が母校も予選会を勝ち上がれば。。。
読了日:04月12日 著者:生島 淳

東京23区教育格差 (MM新書)
東京23区教育格差 (MM新書)感想
3歳児の親として、当初は興味深く読み進めたが、途中、自分が暮らす区、それも街名まで出てきて、全くの思い込みのガセ情報。すっかり薄っぺらく感じるも、一応最後まで読んだ。調査をちゃんとしてないのはダメだし、思い込みも話にならん。
読了日:04月13日 著者:昼間 たかし,鈴木 士郎

大恐慌時代―爆笑問題の日本原論〈6〉
大恐慌時代―爆笑問題の日本原論〈6〉感想
ダラダラと再読中の爆笑問題の原論シリーズ。本作は、2006年から2009年ごろの時事問題をまとめたものだ。いやはや懐かしい。ホリエモン逮捕に、亀田対内藤、福田総理辞任に、麻生さんの漢字読めない事件。。。もはや10年前のことなんだが、ついこの間のことのようにも感じる。ワタシも歳を取ったのか。。。
読了日:04月15日 著者:爆笑問題

そうか、もう君はいないのか
そうか、もう君はいないのか感想
城山三郎氏が、愛する妻を亡くした後に記した一冊。固いイメージ、硬派な作品群にあって、異色とも言える作品だ。2人の出会いから、先立つ妻との別れまで。。。どこかのんびりしていながらも、互いを信頼し合う夫婦の形がそこにある。残された者の悲しみは計り知れないが、それでも幸せだったと看取りの時を2人きりで迎えるあたり、ただただ深い愛情を感じる。巻末には、その後の父を次女が語るストーリーが収載されているが、これがまた良い内容。自分も昨年、母を亡くしたこともあって、じっくりと味わいながら読み進めた良い読書時間であった。
読了日:04月16日 著者:城山三郎

タイムマシンで戻りたい (角川文庫)
タイムマシンで戻りたい (角川文庫)感想
全国あまたのうん漏れ人たちによるエピソード傑作選。1〜2ページ程度が1エピソードで、これが延々と続く。くだらねえとのたまうことなかれ。何を隠そう、ワタシ自身が大人になってからも、忘れた頃にやらかしてしまううん漏れ人だけに、いずれも、わかるわかると納得のエピソードにあふれている。それにしても、世の中にかくもうん漏れ人がいることには、なんだか勇気を与えられる。いつやってくるか分からぬビッグウェイブに備えて、今日もまた緊張感を忘れずに過ごしているのだから。男たる者、大抵は今でも漏らしているはず、との言葉に感動。
読了日:04月17日 著者:日本うんこ学会

稼ぐギャンブル 5000万円稼いだ芸人が教える50の法則
稼ぐギャンブル 5000万円稼いだ芸人が教える50の法則感想
ギャンブル必勝法。それにしても、ギャンブル勝ち分でマンション購入はすごいな。データ分析、熱くならない、といったあたりは、積極的に取り入れていきたい。
読了日:04月19日 著者:じゃい(インスタントジョンソン)

木暮荘物語 (祥伝社文庫)
木暮荘物語 (祥伝社文庫)感想
世田谷代田駅から徒歩5分。オンボロアパートで繰り広げられる住人たちの物語。それぞれの人生、それぞれの生活が、不思議な糸てつながり、物語を編んでいく。巻末のキョンキョンの書評にもあったが、いつまでもここで暮らす人たちの日々を見守り続けたい気持ちになる。まほろシリーズにも合い通じるものがあるが、やはり普通の人々の日々を描かせたら、三浦さんの実力たるや間違いないものがある。楽しめました。
読了日:04月24日 著者:三浦 しをん

自分を動かす言葉 (ベスト新書)
自分を動かす言葉 (ベスト新書)感想
非常によかった。昔から好きな選手だったが、プロ意識の高いストイックな姿勢が、雑草から成功を勝ち得たに違いない。人生の要所要所で彼を勇気づけてくれた言葉と周囲の人々。サラリーマンであっても、今からでも取り入れるべき、前向きな金言にあふれていた。当たり本。
読了日:04月25日 著者:中澤 佑ニ

世界一の馬をつくる
世界一の馬をつくる感想
一気読み。大変面白かった。キズナ、ワンアンドオンリーでダービーを連覇した前田オーナーの著作。社台系という巨星とは対極に位置するのは、誇り高きホースマンである。人、馬を大切にする姿勢は感銘すら覚えた。これからはそのあたりも気にしてしまうこと間違いない。買おう。
読了日:04月26日 著者:前田幸治

洞窟オジさん (小学館文庫)
洞窟オジさん (小学館文庫)感想
いやはや衝撃的すぎる!どこかコミカルなタイトルとは違って、その内容たるや。しかも、これは全て現実であり、ご本人も健在。。。両親の虐待に耐えかねて、加村少年が家を飛び出したのは13歳のころ。足尾銅山の洞窟を根城に、サバイバル生活をスタートする。以来43年間、山中から川べりなどに拠点を移しながらも、たくましく生き続けるリアルストーリー。サバイバル体験もさることながら、人との出会いがジワリとくる。こんな現実があることに驚きつつも、吸い込まれるように味わい尽くせる一冊だ。
読了日:04月27日 著者:加村 一馬

ふくわらい (朝日文庫)
ふくわらい (朝日文庫)感想
いや面白かった。『サラバ!』にも通じる独特の世界は、西さんならではの醍醐味を存分に感じさせてくれる。きわめて特殊な環境で育った主人公が、だんだんと何か温度を持ち始めていくさまが、実に丁寧に描かれている。周囲を固める登場人物たちが、いずれも人間味たっぷり。いつの間にか物語の世界に引き込まれてしまう、前向きな気持ちになれる一冊だ。
読了日:04月30日 著者:西 加奈子

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by anken99 | 2018-05-07 19:27 | 読書 | Comments(0)

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