2020年2月読んだ本は13冊。
日数が少ない月にもかかわらず、それなりに量を読むことができた。
途中、インフルエンザで何日も寝込んだこともあっただろうか。
だからといってはなんだが、ややこしくない、スポーツ関連の本が多い。
柳澤健さんの著作『1964年のジャイアント馬場』は、猪木信者ながらもアナザーサイドの雄をていねいに描き、全日本プロレス史とでもいえる読み応えたっぷりの作品だった。
2月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3671
ナイス数:127
覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや! ~ (ワニブックスPLUS新書)の感想
久しぶりに本棚から引っ張り出して再読。2012の著作。前半はまあまあ前向きに読めるんだが、後半がとにかくネガティブ。親友はいらないと言い切っているが、むしろ友人がいないタイプなんだろう。。。最後のインタビューもネガティブというか後味悪く、こんな本だったかな?と思いつつ、とりあえずは一気読み。残念ながら本棚からは引退勧告だ。
読了日:02月01日 著者:高田 延彦
【バーゲンブック】 大相撲事件史の感想
相撲スキャンダルの歴史をまとめた一冊。2010年刊行、ちょうど朝青龍引退、野球賭博と続いたころだ。が、そんな本書の刊行以後も、相撲界はてんやわんや。相撲に関するスキャンダルを一冊にまとめたという意味で、本書の意義は大変深いと思われる。
読了日:02月03日 著者:荒井 太郎
ゆるキャラのすすめ。の感想
まさかの楽天のGM就任から、思い切った手腕で業務をこなす石井一久氏の著作。引退直後に書かれた作品だが、「変人」として知られる石井氏の、野球への取り組み、考え、ライフスタイルなどが語られる。もしかすると、この人、実はものすごく頭がよいんでは・・とも思った。ゆるキャラというよりは、イージーゴーを実践する人に思える。とはいえ、楽天の躍進を期待してもいいのかなと、楽天ファンとしては感じた次第。
読了日:02月04日 著者:石井 一久
世界の超常生物ミステリーの感想
オカルト雑誌『ムー』が認定&監修、日本と世界の超常生物図鑑とでもいうべき一冊。UFOから怪奇生物、はてはなつかしの人面魚まで、すべて写真を掲載して網羅。明らかにフェイクだと思われるものが多数だが、スタンスはいたって真面目。笑いを含みつつ、楽しく読めると思う。
読了日:02月05日 著者:並木 伸一郎
あの人はいま! 消えた芸能人&有名人 タブーDXの感想
ついつい、ときどき手にしてしまうこの手のシリーズ。BOOKOFF本だし、疲れているときでも何も考えなくてもスラスラ読めるってことで・・・。「あの人は今」的な内容なんだが、スポーツ選手まで網羅しているところがGOOD。きちんと会って話を聞いているのが好感度大。何よりよかったのは、大半の人たちが、過去の栄光にすがることなく、「今」をしっかり生きていることだ。
読了日:02月08日 著者:
日本列島創生論 地方は国家の希望なり (新潮新書)の感想
石破さんが、地方創生大臣時代の経験をもとに、日本の「地方」が抱える諸問題を中心に意見を語った一冊。非常にわかりやすい語り口で、政治家本としては当たりだと思う。地方へのばら撒きの時代から、地方が自分たちで考える時代へ。成功例も数多く例示され、大変勉強になる。そんなこんなで、この人に日本の舵取りをお願いしたくも感じた次第。
読了日:02月08日 著者:石破 茂
中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)の感想
インフルエンザで寝込んだ際に、文字を読むのがつらくて、久しぶりに引っ張りだしてきた漫画本。いやあ、いいですね。藤子不二雄ワールド。解説にもあったように、まさに左江内は、大人になった僕たちのためのパーマン。好きだったなあ、パーマン。左江内はパーマンほどかっこよくないが、それだけに、大人になった僕たちには、大いなる共感を呼び起こす。とても何十年前に描かれた漫画だとは思えないのは、テーマが普遍だからなのだろうか。次に手に取る日が楽しみである。
読了日:02月08日 著者:藤子・F・ 不二雄
宝くじで1億円当たった人の末路の感想
少し前に話題になった本を読了。さまざまなケースで見られる人々の末路を、それぞれの分野のプロに話を聞いてみるという体裁。自分もカテゴライズされてしまうような、そんな人間タイプも多数。ただあとがきにあったように、本書は残酷で悲惨な末路を示すものではない。現代に生きるさまざまな人々へのエールであるという回答は、非常に実感をもってうなずけた。売れる本だなと納得のタイトリングと読みやすさ。
読了日:02月14日 著者:鈴木 信行
回収率を上げる競馬脳の作り方 (扶桑社新書)の感想
サクッと一読。年齢も近く、競馬との付き合い方もワタシと近いせいか、好感を持って読める。肝心の予想スタイル、あるいは購入方法も、ワタシに通ずるものがあり、非常にスラスラ頭に入ってくる。やるべきことが整理されていて、それを再確認できた印象。今週末は、TARO氏の説くところを参考に、いざ馬券購入!
読了日:02月15日 著者:TARO
1964年のジャイアント馬場 (双葉文庫)の感想
総ページ数700超。実に読み応えあり。名著『1976年のアントニオ猪木』のアナザーサイド、しかも1964年がキーワードとあって、どんな内容かと胸膨らます。本書は、ある一年、ある時期の馬場さんを追ったものではない。その内容とは、まさに馬場全史。筆者自身も猪木信者だったに違いないが、それだけに丁寧な取材が見て取れる。馬場は、アメリカンスターになれる唯一無二の日本人レスラーだったのだ!歴史にifはつきもの。しかし、その夢を叶えることなく日本に帰ってきたからこそ、現代まで日本のプロレスの歴史が紡がれてきたのだ。
読了日:02月17日 著者:柳澤 健
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)の感想
昨年、突然の不審死で大いに話題を呼んだ「紀州のドン・ファン」の自伝。興味を持っていたのだが、ついに手に取ることに(笑)。いやあ、すごいすごい。でも、ここまで生きる目的、働く目的を持っているということは、逆に人間としてベストなんじゃないだろうか。それはともかく、一代で身を起こした成功者の立志伝という側面もあって、なかなか面白い。一気に読んでしまった。
読了日:02月18日 著者:野崎 幸助
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)の感想
面白かった。さすが、当代きっての人気作家の一人である。実の親は誰、実の子は誰。。。推理小説ばりな展開のなか、事件は思わぬ方向へ。途中から想像していた結末とは、全く異なるフィナーレ。著者のエンターティナーとしての実力をあらためて思い知った。生みの親より育ての親。。。誰が言った言葉だろう。
読了日:02月19日 著者:東野 圭吾
大人のSMAP論 (宝島社新書)の感想
超速で一気読み。なにせ級数が大きいのと、ページあたりの文字数が少ないこともあるか。本書は、メディア論で知られる速水氏、テレビライターの戸部田氏、ジャニオタのみきーる氏によるSMAPを巡る鼎談。SMAP解散決定直後に書かれたので、時間が経ってしまって読むのはなんともだが、3人に共通するのはSMAP愛。ワタシ自身もSMAPと同年代であるだけに、その歴史、周辺のあれこれなんかを併せて振り返ると、共感できる部分も多かった。SMAPのいない今、そして嵐、タッキーもと思うと感慨深い。
読了日:02月20日 著者:速水 健朗,戸部田 誠,みきーる
読書メーター
日数が少ない月にもかかわらず、それなりに量を読むことができた。
途中、インフルエンザで何日も寝込んだこともあっただろうか。
だからといってはなんだが、ややこしくない、スポーツ関連の本が多い。
柳澤健さんの著作『1964年のジャイアント馬場』は、猪木信者ながらもアナザーサイドの雄をていねいに描き、全日本プロレス史とでもいえる読み応えたっぷりの作品だった。
2月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3671
ナイス数:127
覚悟の言葉 ~悩める奴らよでてこいや! ~ (ワニブックスPLUS新書)の感想
久しぶりに本棚から引っ張り出して再読。2012の著作。前半はまあまあ前向きに読めるんだが、後半がとにかくネガティブ。親友はいらないと言い切っているが、むしろ友人がいないタイプなんだろう。。。最後のインタビューもネガティブというか後味悪く、こんな本だったかな?と思いつつ、とりあえずは一気読み。残念ながら本棚からは引退勧告だ。
読了日:02月01日 著者:高田 延彦
【バーゲンブック】 大相撲事件史の感想
相撲スキャンダルの歴史をまとめた一冊。2010年刊行、ちょうど朝青龍引退、野球賭博と続いたころだ。が、そんな本書の刊行以後も、相撲界はてんやわんや。相撲に関するスキャンダルを一冊にまとめたという意味で、本書の意義は大変深いと思われる。
読了日:02月03日 著者:荒井 太郎
ゆるキャラのすすめ。の感想
まさかの楽天のGM就任から、思い切った手腕で業務をこなす石井一久氏の著作。引退直後に書かれた作品だが、「変人」として知られる石井氏の、野球への取り組み、考え、ライフスタイルなどが語られる。もしかすると、この人、実はものすごく頭がよいんでは・・とも思った。ゆるキャラというよりは、イージーゴーを実践する人に思える。とはいえ、楽天の躍進を期待してもいいのかなと、楽天ファンとしては感じた次第。
読了日:02月04日 著者:石井 一久
世界の超常生物ミステリーの感想
オカルト雑誌『ムー』が認定&監修、日本と世界の超常生物図鑑とでもいうべき一冊。UFOから怪奇生物、はてはなつかしの人面魚まで、すべて写真を掲載して網羅。明らかにフェイクだと思われるものが多数だが、スタンスはいたって真面目。笑いを含みつつ、楽しく読めると思う。
読了日:02月05日 著者:並木 伸一郎
あの人はいま! 消えた芸能人&有名人 タブーDXの感想
ついつい、ときどき手にしてしまうこの手のシリーズ。BOOKOFF本だし、疲れているときでも何も考えなくてもスラスラ読めるってことで・・・。「あの人は今」的な内容なんだが、スポーツ選手まで網羅しているところがGOOD。きちんと会って話を聞いているのが好感度大。何よりよかったのは、大半の人たちが、過去の栄光にすがることなく、「今」をしっかり生きていることだ。
読了日:02月08日 著者:
日本列島創生論 地方は国家の希望なり (新潮新書)の感想
石破さんが、地方創生大臣時代の経験をもとに、日本の「地方」が抱える諸問題を中心に意見を語った一冊。非常にわかりやすい語り口で、政治家本としては当たりだと思う。地方へのばら撒きの時代から、地方が自分たちで考える時代へ。成功例も数多く例示され、大変勉強になる。そんなこんなで、この人に日本の舵取りをお願いしたくも感じた次第。
読了日:02月08日 著者:石破 茂
中年スーパーマン左江内氏 (てんとう虫コミックススペシャル)の感想
インフルエンザで寝込んだ際に、文字を読むのがつらくて、久しぶりに引っ張りだしてきた漫画本。いやあ、いいですね。藤子不二雄ワールド。解説にもあったように、まさに左江内は、大人になった僕たちのためのパーマン。好きだったなあ、パーマン。左江内はパーマンほどかっこよくないが、それだけに、大人になった僕たちには、大いなる共感を呼び起こす。とても何十年前に描かれた漫画だとは思えないのは、テーマが普遍だからなのだろうか。次に手に取る日が楽しみである。
読了日:02月08日 著者:藤子・F・ 不二雄
宝くじで1億円当たった人の末路の感想
少し前に話題になった本を読了。さまざまなケースで見られる人々の末路を、それぞれの分野のプロに話を聞いてみるという体裁。自分もカテゴライズされてしまうような、そんな人間タイプも多数。ただあとがきにあったように、本書は残酷で悲惨な末路を示すものではない。現代に生きるさまざまな人々へのエールであるという回答は、非常に実感をもってうなずけた。売れる本だなと納得のタイトリングと読みやすさ。
読了日:02月14日 著者:鈴木 信行
回収率を上げる競馬脳の作り方 (扶桑社新書)の感想
サクッと一読。年齢も近く、競馬との付き合い方もワタシと近いせいか、好感を持って読める。肝心の予想スタイル、あるいは購入方法も、ワタシに通ずるものがあり、非常にスラスラ頭に入ってくる。やるべきことが整理されていて、それを再確認できた印象。今週末は、TARO氏の説くところを参考に、いざ馬券購入!
読了日:02月15日 著者:TARO
1964年のジャイアント馬場 (双葉文庫)の感想
総ページ数700超。実に読み応えあり。名著『1976年のアントニオ猪木』のアナザーサイド、しかも1964年がキーワードとあって、どんな内容かと胸膨らます。本書は、ある一年、ある時期の馬場さんを追ったものではない。その内容とは、まさに馬場全史。筆者自身も猪木信者だったに違いないが、それだけに丁寧な取材が見て取れる。馬場は、アメリカンスターになれる唯一無二の日本人レスラーだったのだ!歴史にifはつきもの。しかし、その夢を叶えることなく日本に帰ってきたからこそ、現代まで日本のプロレスの歴史が紡がれてきたのだ。
読了日:02月17日 著者:柳澤 健
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)の感想
昨年、突然の不審死で大いに話題を呼んだ「紀州のドン・ファン」の自伝。興味を持っていたのだが、ついに手に取ることに(笑)。いやあ、すごいすごい。でも、ここまで生きる目的、働く目的を持っているということは、逆に人間としてベストなんじゃないだろうか。それはともかく、一代で身を起こした成功者の立志伝という側面もあって、なかなか面白い。一気に読んでしまった。
読了日:02月18日 著者:野崎 幸助
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)の感想
面白かった。さすが、当代きっての人気作家の一人である。実の親は誰、実の子は誰。。。推理小説ばりな展開のなか、事件は思わぬ方向へ。途中から想像していた結末とは、全く異なるフィナーレ。著者のエンターティナーとしての実力をあらためて思い知った。生みの親より育ての親。。。誰が言った言葉だろう。
読了日:02月19日 著者:東野 圭吾
大人のSMAP論 (宝島社新書)の感想
超速で一気読み。なにせ級数が大きいのと、ページあたりの文字数が少ないこともあるか。本書は、メディア論で知られる速水氏、テレビライターの戸部田氏、ジャニオタのみきーる氏によるSMAPを巡る鼎談。SMAP解散決定直後に書かれたので、時間が経ってしまって読むのはなんともだが、3人に共通するのはSMAP愛。ワタシ自身もSMAPと同年代であるだけに、その歴史、周辺のあれこれなんかを併せて振り返ると、共感できる部分も多かった。SMAPのいない今、そして嵐、タッキーもと思うと感慨深い。
読了日:02月20日 著者:速水 健朗,戸部田 誠,みきーる
読書メーター
by anken99
| 2019-03-13 14:52
| 読書
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