ちょっと時間が経ってしまったが、2012年8月に読んだ本を振り返る。
8月は10冊。
移動は多かったのだが、そのぶん忙しかったのかもしれないな。
この番組が好きで、よく見ているのだが、書籍バージョンもまた良い。
この(10)には、編集者、それにコンビニチェーンの社長、たまごっちの開発者を収載。
いずれも「プロフェッショナル」であり、仕事をするうえでは、大いに参考になる行動論理やコトバが満載で、とてもためになるのではないかと思う。
浅草キッドの玉ちゃんこと、玉袋筋太郎のダイエット本。
その心は「虎になれ」。
猛獣である虎は、ひとつの獲物に全神経を注ぎ込む。
つまり、怠惰に食を受け入れるのではなく、虎のように1日1食にすべてを集約させろというもの。
だから、その1食では、何を食べても良い。
で、とりあえず実践してみたが、これが意外につらいになんの・・・。
5日ほどであえなく断念。
しかしながら、本書はしっかり保管してあるので、次の機会に、また虎になるぞと誓うのであった。
すっかりハマッて再読中の『深夜特急』シリーズ。
3は、インド・ネパール編となっている。
徳島への移動中に読んだが、やはりこのシリーズは移動中に読んでこそ。
次を読みたくなること請け合いである。
ワタシが敬愛してやまないノムさんの書。
ヤクルト、阪神、楽天と、決して恵まれいたとはいえない人材を活用し、ペナントレースを戦い続けたノムさんの兵法は、実社会においても役に立ちそう。
野球ファンなら、なるほどとうなづいてしまうエピソードが満載だ。
『深夜特急』シリーズ第4弾、舞台はシルクロード。
旅を続けるうちに、その意義に疑問を感じ、刺激も少なくなってくるなど、ちょっと雲行きもかわってくる。
でも、まだまだ先を読みたくなってしまう面白さは、太鼓判を押せる。
まさか格闘技雑誌でこの表紙とは、意表をつかれた。
しかしながら、永ちゃんと前田日明の対談は、奇跡ともいえるが、内容の濃さはすばらしい。
当然ながら、即殿堂入りの1冊となった次第だ。
プロレスLOVEのフレーズで知られる、天才・武藤敬司の自伝本。
全日本プロレスへの電撃移籍当時に書かれた1冊だが、今もって面白く読める。
やはり、アメリカ修行時代のエピソードが良い。
世界標準で戦ってきたプロレスラーのすべてが分かると思う。
家の中に電信柱が・・・!
神奈川県平塚市に実在する、そんな不思議な家に興味を持った筆者と、その家の主のストーリー。
家にまつわるあれこれと、まさにからくり屋敷と呼ぶにふさわしいミドリさんの家の秘密が解かれていく。
今もアパートメントとして一部を貸されているその屋敷の魅力にとりこまれてしまうこと間違いなし。
ノンフィクション作品としてのレベルも相当高いと感じた。
ブックオフでゲット。
最近、興味を持って仕方がない、大相撲の裏社会の構造。
この1冊を読めば、黒い噂の数々を、しっかりとキャッチできる。
貴乃花にはがんばっていただきたいと痛感した次第だ。
この表紙に、見事にまたまたやられてしまった。
KING OF SPORTSといえば、やはり新日本プロレスをおいてほかにない。
プロレス人気凋落のさなか、復活ののろしをあげつつある新日の現在が伝わってくる。
一方で珠玉のインタビューといってさしつかえないのが、職人・木戸修のインタビュー。
娘さんがプロゴルファーになっていたとは・・・。
ライガーの話もよかった。