2018年2月に読んだ本
2018年2月に読んだ本は10冊。
ちょっと低調。
でもまあ28日しかなかったし、まあこんなところか。
突然マイブーム再びという感じの角幡唯介氏だが、『漂流』は実に読み応えのある一冊だった。
『探検家40歳の・・・・』も、ワタシ自身と年齢が近いせいか、妙に親近感が湧いて面白く読めた。

2月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2162
ナイス数:81


ガチンコ―さらば若乃花
ガチンコ―さらば若乃花感想
世間を大いに沸かせている貴乃花。その兄・若乃花が引退した頃に出た本。数奇な星の下の元に生まれた2人の兄弟のヒストリーは、他の者には分かりえないもの。父親である貴乃花という名前を弟が継ぐという、考えてみればとても厳しい現実。それでも小さな体というハンディをものともせず、あまりにも激しい稽古と努力の賜物で、横綱という地位を手にした若乃花。幼少期から、常に貴乃花を守り続けてきたという側面も見逃せない。だからこそ、現在まで続く兄弟の断絶はあまりにもつらい。若乃花が角界に残っていたら、どうなっているだろう。
読了日:02月04日 著者:武田 頼政

漂流
漂流感想
大変読み応えのある一冊。角幡さんといえば、登山関係の冒険ノンフィクションが多いわけだが、本書のテーマは海。それも“漂流”を体験した沖縄の漁師の足取りを追うノンフィクションだ。漂流時の話を聞こうとしたところ、再び洋上で行方が分からなくなっている事実を知るところから、物語は始まる。関係者への丁寧な取材が伺える内容。海の民とも言っていい佐良浜の漁師たちの往時の話など、登場人物がいずれもエネルギーに満ち溢れており、非常に興味深く読むことができた。島という特殊な環境が、世界感、死生観をも決めてしまうものなのだな。
読了日:02月08日 著者:角幡 唯介

長嶋茂雄物語 かたり取材記
長嶋茂雄物語 かたり取材記感想
ミスター、長嶋茂雄に対する取材を振り返り、その人となりを語る一冊。山田雅人は、人物を取材し、その人物について語る「かたり」という芸を何年も前から手がけているとか。ぜひ一度聴いてみたいものだ。閑話休題。ミスターはやはり、生まれながらにしてミスター。しかし、決して努力することを怠らなかった人物だということがよく分かる。ミスターの魅力満載、やっぱり素晴らしいスーパースターだ。
読了日:02月11日 著者:山田 雅人

イスラム国の正体 (朝日新書)
イスラム国の正体 (朝日新書)感想
2014年の著作なんで、そのあとに政局はずいぶん変化しているが、イスラム国というよりは、現代アラブや中東事情がよくわかる。政治に疎いワタシでも理解できる平易な文章に好感大。
読了日:02月12日 著者:国枝昌樹

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)
一億総ツッコミ時代 (星海社新書)感想
一気読み。著者の槙田雄司さんとは、芸人のマキタスポーツの槙田さんである。2012年の作ながら、色褪せることなく読める。そう、SNS全盛のいま、たしかに一億みんながみんな総ツッコミ時代なのである。だからこそ求められるのがボケ、というのは、なんともうなずける話。みんながみんな、ツッコミ的な行動をするのであれば、あえてボケることが、周囲からの需要を得られるという論は、たしかに納得できるものだった。
読了日:02月13日 著者:槙田 雄司

美しく怒れ (角川oneテーマ21)
美しく怒れ (角川oneテーマ21)感想
いや、なかなかに読み応えがある一冊。岡本太郎という人の、一本芯の通った、ぶれない思考に触れることができるはずだ。死してなお評価を高める一方の、稀代の芸術家の世界は凡人には知り得ない世界だろうが、それでもなお誰にでも何かができるんだということが、強烈に伝わってくる一冊。
読了日:02月14日 著者:岡本 太郎

探検家、40歳の事情 (Sports graphic Number books)
探検家、40歳の事情 (Sports graphic Number books)感想
面白い!前作、36歳の憂鬱から4年経っているせいか、あるいは、いまのワタシの年齢に近いせいか、何故だかとんでもない冒険譚すら親しみを覚えてしまうのである。著者もあとがきで述べているように、本作に収載されているエッセイは、旅と旅の間の時間に書かれたものも多い。中でも鎌倉の家探しエピソードや忘れ物の話、そして無賃乗車のエピソードなど、ワタシ自身の実体験もあってか、なんとも楽しい気分になる。それからあるエピソードにあった「◯◯さんはビッグマンだった」という話、なんともビッグマンという言葉の味わいにいたく感動した
読了日:02月16日 著者:角幡 唯介

MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2018年 3月号
MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2018年 3月号感想
特集に惹かれて購入。ショップガイドは、それなりに充実の内容だった。それにしても、この手のファッション雑誌を買うのって、20年ぶりくらいか。インターネットのなかったあの頃、街に出るか、こういった雑誌を見るかくらいしか、ファッション情報を得られなかったなあと感じ、なんだか懐かしくなってしまった。
読了日:02月20日 著者:

モンベル 7つの決断 アウトドアビジネスの舞台裏 YS002 (ヤマケイ新書)
モンベル 7つの決断 アウトドアビジネスの舞台裏 YS002 (ヤマケイ新書)感想
モンベルのカリスマ創業者である辰野さんの半生記。クライマーという出自から、本物、本質にこだわり抜いたビジネス哲学で、大成功を収めたモンベル。なぜ?がよくわかる一冊である。ありがちな経営者のビジネス本とは一線を画する内容。いや、一線を画する人生だ。こんな経営者の下ど働くことができたらと、単純に感じてしまった。パタゴニアとの決別、Bto Cの直販スタイル、震災での企業としての取り組み、岳人の継承。。。どんなときにもブレない決断力が、企業を成長させていく。何度も読み返したいと思える良い作品だと思う。
読了日:02月20日 著者:辰野 勇

相撲部屋ちゃんこ百景 ---とっておきの話15
相撲部屋ちゃんこ百景 ---とっておきの話15感想
相撲本の中では、かなり異質?新鮮なテーマの本。ちゃんこの紹介やレシピに紙幅を割かず、部屋の歴史や現況、親方ら関係者の話が盛りだくさんなところがGOOD。面白い。不祥事が多発したころに書かれている一冊だが、肩ひじ張らない内容と文脈が、非常に読みやすかった。番外編の震災慰問の話もよかったなあ。
読了日:02月25日 著者:佐藤 祥子

読書メーター





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# by anken99 | 2018-03-14 12:54 | 読書 | Comments(0)
懸賞日記Vol.45 『iqos オリジナルウエストバッグ』
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久方ぶりのご当選。
iqosのオリジナルウエストバッグ。
造りもよく、防水ファスナーなども搭載している。
しかし、iqos収納が目的なので、なんといっても小さい。
どんなシーンで活用すべきかは、まったくの未知数である。





ほっとフォトコンテスト





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# by anken99 | 2018-02-20 15:01 | 懸賞 | Comments(0)
2018年1月に読んだ本
2018年1月に読んだ本は12冊。
まあ、そこそこ読めたという実感がある。
特に良かったのは角幡唯介氏の著作。
次は「探検家40歳・・・」も読んでみることとしよう。
巨人対中日、伝説の一戦レポートも非常に面白かったし、当たりの多い月ではあった。



1月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3156
ナイス数:93


スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ
スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ感想
週刊文春エース記者による、取材裏話。飛鳥のスクープのあれこれ、高倉健の知られざる秘密、そうかと思えばNHKプロデューサーの巨額横領事件のように硬派な話があったり。。。眠る時間すらないだろう週刊誌記者の日々は、想像以上であり、絶句するばかり。読みやすく、面白い手記であった。
読了日:01月04日 著者:中村 竜太郎

爆笑問題の日本原論2000
爆笑問題の日本原論2000感想
狂ったように再読中の爆笑問題の原論シリーズ。本書に出てくるのは97年から99年のあれこれである。東電OL事件にはじまり、安室結婚、ダイアナ妃死去、山一倒産、和歌山カレー事件など、懐かしい話題が満載。思えば当時は社会人二年目以降。思い出が蘇る。ブレイクしたての爆笑問題だけに、内容もキレキレだ。
読了日:01月08日 著者:爆笑問題

笑う仕事術 (ワニブックスPLUS新書)
笑う仕事術 (ワニブックスPLUS新書)感想
ガキの使いやあらへんで、で有名なプロデューサー、ガースーこと菅さんの仕事術。一見、笑いやテレビという特殊な環境ならではとも思えたが、その実、常に真摯に仕事に対して取り組む姿勢は大いに参考になるはず。何より、定年を目前に控える中で日テレを退社し、独立してフリーになるという行為は、仕事とは何かを考えさせられた次第。若手社員との接し方など、うならされる箇所も多かった。自分も積極的に取り入れていきたい。
読了日:01月09日 著者:菅 賢治

高倉健インタヴューズ: 日本で唯一の貴重なインタヴュー集 (小学館文庫プレジデントセレクト)
高倉健インタヴューズ: 日本で唯一の貴重なインタヴュー集 (小学館文庫プレジデントセレクト)感想
逝去から二年後に出版された、あまりにも貴重なインタビュー集。著者が18年かけて紡ぎ出された、大変意義深い一作だ。ひとこと。高倉健という人が、なぜここまで我々日本人の心をつかんでやまないかが、必ずわかるはず。ときに、ジーンときてしまうこと多数。本物のスターというのは、この人のようなことを言うのだろう。同じ名前を背負う者として、恥ずかしくないように明日から生きて行こうと心底思うばかり。
読了日:01月11日 著者:野地 秩嘉

探検家、36歳の憂鬱
探検家、36歳の憂鬱感想
気鋭の冒険家?ノンフィクションライター?の珠玉のエッセイ集。過去の思い出を振り返る作品あり、震災にかかわるエッセイあり、あるいはライターとしての他の冒険家取材にまつわるエッセイあり。冒険家でありながら、高い洞察力と感受性、さらには表現力に富んだ氏の作品は、実に読みやすく、冒険という世界に我々を確実に導いてくれる。
読了日:01月14日 著者:角幡 唯介

そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)
そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)感想
なんとも味わい深い作品であった。映画のノベライズ作品だが、非常に読みやすく、風景や心情が心に浮かぶ。ある日突然、子供の取り違えという非情な現実を突きつけられた二組の家族。6年という歳月を、ごく普通の親子として過ごしてきただけに、あまりにも残酷な現実。そしてさまざまな葛藤を経て、登場人物たちがみな成長していく━━3歳児を持つ父になった自分自身に置き換えつつ、物語を味わった。家族っていいなと思えてしまう、すてきな物語。映画も見てみたい。
読了日:01月18日 著者:是枝 裕和,佐野 晶

ジョージ・ポットマンの平成史
ジョージ・ポットマンの平成史感想
大当たり!こんな番組、あったとは知らなかったなあ〜。あの「カノッサの屈辱」にも通じる現代文化論。イギリスの教授の目に映る現代日本とは、かくも奇異なものなのかもしれない。ファミコン史と人妻史が、特に傑作。なかなかたまらない作品だった。
読了日:01月18日 著者:ジョージ・ポットマン,高橋弘樹 (日本語版著者),伊藤正宏 (日本語版著者)

ベンツは20万円で買え! ――1/10の値段で買って月100万円貯める法
ベンツは20万円で買え! ――1/10の値段で買って月100万円貯める法感想
掲題の内容は全体の1/5。それとて、車を買ったばかりの自分には、役立てようにも役立てようがなかったが。。。
本書の内容は、与するところに、不動産投資術。安い物件を知恵を出して捜し、それを運用する。こんなにうまくいくもんかな?というのが素直な実感だ。
読了日:01月20日 著者:加藤 ひろゆき

寂しさの力 (新潮新書)
寂しさの力 (新潮新書)感想
人間、なんで生きているのだろうか?そんなことを最後でぶつけてきた一冊。アイドルから歴史上の人物まで、寂しさをキーワードに展開される文脈。なんだろう?この胸の熱さ?結局、誰しもが寂しさを抱えながら生きていることを実感させてくれる一冊だ。
読了日:01月20日 著者:中森 明夫

10・8―巨人vs.中日史上最高の決戦
10・8―巨人vs.中日史上最高の決戦感想
いや、最高!まさに読むリアルエンターテイメント!130試合目までもつれにもつれた、あの伝説のシーズンの記憶が蘇る。ファンなら垂涎もののエピソードの連続!だから野球は面白い。あとがきがまたたまらない。関係者全員のその後は、なんとも味わい深い限り。スポーツノンフィクションの名作に加えるべき一冊だと思う。
読了日:01月24日 著者:鷲田 康

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)
完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)感想
書店のキャンペーンコーナーに平積みされていて、何故だか手にとって、そのまま購入。今や人見知り芸人としてすっかり有名なオードリー若林のエッセイ。テーマがテーマだけに仕方ないんだが、まあこじらせている。そんなこじらせていた自分を、現在の自分が振り返るというスタイル。自意識過剰で、わけわからずトンガって。。。10〜20代の俺自身を見るかのようである。ただ、現在の著者が書いている話なので、基本的に前向きな内容。高校生とか大学生が読んだら、きっと得るものは大きいだろう。面白かった。
読了日:01月26日 著者:若林 正恭

善と悪 江夏豊ラストメッセージ (ダ・ヴィンチBOOKS)
善と悪 江夏豊ラストメッセージ (ダ・ヴィンチBOOKS)感想
以前から読みたいと思っていた一冊。たまたま行った図書館で見つけてすぐに借り、一気に読了した。江夏関連本はあれこれ読んできたが、本書の最大の特徴は現在の江夏を直撃したインタビュー本だということにある。輝かしい成績の数々を残しながらも、グラウンドにはなかなか戻れないもどかしさのようなものが、言葉の節々から伝わってくる。不世出のという表現があるが、不世出のピッチャーとは、日本球界には、江夏と金田の二人しかいないと思う。交遊関係、野球観など、昭和のプロ野球ファンにはたまらない内容満載だった。
読了日:01月31日 著者:江夏 豊,松永 多佳倫

読書メーター







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# by anken99 | 2018-02-04 16:21 | 読書 | Comments(0)
2017年12月に読んだ本
2017年12月に読んだ本は5冊・・・。
師走の日々に追われたか、久々に低調な数に留まってしまった。
そんな中でもベストオブベストは、水道橋博士の藝人春秋シリーズの最新刊!
まさかまさかの上下巻同時発売である。
芸能界に送り込まれたスパイを自称する博士ならではの、極上のエンターテインメントを隅々まで堪能させていただいた。

さて、2017年の読書道も12月で終わり。
改めてチェックしてみたら、実に155冊もの本と邂逅することができた。
月平均にして12.92冊。
2016年の合計は141冊だから、14冊の増加であり、月平均1冊多く読んでいたということになる。
2018年の読書道もすでに始まってしまったが、今年はどんな出会いがあるのだろうか。

12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1314
ナイス数:55


藝人春秋2 上 ハカセより愛をこめて
藝人春秋2 上 ハカセより愛をこめて感想
超面白い。そしてページをめくるたびに震える熱き胸の昂り。あの名著、藝人春秋のパート2がついに単行本化。待ちわびたという表現が、これほどまでにぴったりハマる出来事もないだろう。本作に収載されたメンバーも物凄い。橋下徹にタモリ、リリー、三又、デーブにみのさん。。。星を継ぐ者たる息子娘シリーズもたまらない。で、マキタスポーツから大瀧詠一への流れ。ハズレなしの完全無欠のエンターテイメント。そう、今だって星は輝き続けるし、星座をつむいでいるのだ。最高。
読了日:12月06日 著者:水道橋博士

藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ
藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ感想
徳田虎雄にたかじん、橋下の後日談に猪瀬知事、そして、慎太郎。。。上巻をしのぐ濃い内容だったが、最後の最後で度肝を抜かれた!ありがとうハカセ。全ての星がつながり星座になったいま、あなたの作品をこれからも読み続けていきたいと切に願います。
読了日:12月14日 著者:水道橋博士

デキる人は「言い回し」が凄い (角川oneテーマ21)
デキる人は「言い回し」が凄い (角川oneテーマ21)感想
使える社会人としての日本語講座。間違えがちな敬語の使い方、誤用されている諺など、日本語の正しい使い方について、実に分かりやすく解説してくれる一冊。正しい日本語を使いこなすことができれば、それは実にスマートだなと感じた。読みやすく、若い人たちにもオススメしたい。
読了日:12月19日 著者:日本語力向上会議

追いかけるな 大人の流儀5
追いかけるな 大人の流儀5感想
ひさびさに手にした大人の流儀。パート5。本作も伊集院ワールド満開である。にしても、読み込むほどにピリッとくる緊張感。そして深すぎる愛。。。こんな男にならなければと痛感させてくれる、名作エッセイ集。
読了日:12月21日 著者:伊集院 静

爆笑問題の日本原論
爆笑問題の日本原論感想
ひさびさに再読しまくっている、爆笑問題の原論シリーズ。この本に収載されているのは、1995年あたりのニュース時事評論。阪神大震災にサリン事件、オウム、、、ちょうど学生最後の一年を送っていた自分のことを思い出しつつページを進めていくのは、なんとも感慨深いものがある。
読了日:12月25日 著者:爆笑問題

読書メーター







第2回プラチナブロガーコンテスト



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# by anken99 | 2018-01-14 12:55 | Comments(0)
2017年11月に読んだ本

2017年11月に読んだ本は15冊。
冊数こそ前月を下回ったが、ページ数は増加。
読みまくったなあ・・・という感もある。

そんななかでも特筆すべきは、待望の文庫化を果たした西加奈子さんの『サラバ』。
上中下3巻というボリュームながら、完全にその世界に引き込まれてしまう面白さ。
エンターテイメント性も高く、それでいてやさしさがあったり、さすが!と言わんばかりの内容で、文句なしでのマイ殿堂入りである。

ほかにも、柳澤健さんの新作に、池井戸作品と、読書の秋?な感じの11月であった。

11月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4342
ナイス数:127


爆笑問題と考えるいじめという怪物 (集英社新書)
爆笑問題と考えるいじめという怪物 (集英社新書)感想
すげえ面白い!もっと早く読んでおくべきだったと思うに足る一冊。探検バクモンシリーズはこれまで何冊も読んできたが、新書として刊行されていることもうなづける。自分自身が子供を持ったいま、いじめ問題はより切実に感じられる。太田も言っていたが、いじめる側にもいじめられる側にもなり得るという話、尾木ママによる、いじめっ子はいじめられっ子になる確率論、これもまさに自分自身であり、非常に納得のいく話だった。いじめという怪物、退治するにはどうしたらいいんだろう。
読了日:11月02日 著者:太田 光,NHK「探検バクモン」取材班

鉄の骨 (講談社文庫)
鉄の骨 (講談社文庫)感想
本書のテーマは談合。知っているようで、実はなんだかよく分からない談合について、よく理解することができた。初期の池井戸作品なせいか、ストーリー展開も逆に目新しい。主人公?の平太の憤り、なんとなくだが伝わってきた。正義感溢れる同僚たちは、好感を持てる登場人物たちばかり。そして池井戸作品を読むと毎回のことだが、自分自身もなんとかしなければと感じるわけだが。。。なんとかしよう。
読了日:11月05日 著者:池井戸 潤

サラバ! 上 (小学館文庫)
サラバ! 上 (小学館文庫)感想
前々から読みたかった一冊。文庫本になったが、ようやくスタート。しかも上中下の三巻じたてと、なかなかに手強い。で、読み始めたら西加奈子ワールド全開。超面白い。淡々とストーリーが進むように見えて、実は無茶苦茶ぶっ飛んでいる。人物設定、そして人物描写が素晴らしい。タイトルの意味は、ぜひ一読して確かめて頂きたい。明日、中巻買います!
読了日:11月09日 著者:西 加奈子

こんな世界に誰がした
こんな世界に誰がした感想
いやいや10年以上前の作品だけど面白い!日本原論シリーズのほうが、気楽に読めるぶん日本史原論シリーズより楽しめるな。当時の世相や事件、出来事を思い出しつつページをめくるのは、なんとも味わい深い。
読了日:11月13日 著者:爆笑問題

叱られる力 聞く力 2 (文春新書)
叱られる力 聞く力 2 (文春新書)感想
最近は陸王での熱演が光るアガワさん。ベストセラーの『聞く力』に続く第2弾は『叱られる力』だ。父上とのエピソードが満載。たしかに昭和ってこうだったなあ。豊かな人生を送るためのヒントにあふれた一冊。
読了日:11月13日 著者:阿川 佐和子

大相撲「八百長」の研究
大相撲「八百長」の研究感想
日馬富士問題が世間を大いににぎわせているなか、まさかのタイミングで一気に読了。2011年の著作だが、6年たっても、やっぱり大相撲の世界は変わらない。。。というか、そういう世界なんだから仕方がないのか。さて本の内容。大相撲スキャンダル本は数多く読んできたけれども、八百長をある意味肯定してしまっているスタンスは、なかなか印象的。ガチンコ力士と注射力士を理解したうえで、楽しむものが大相撲なのだという意見に、妙に納得。確かに、1年6場所、都合90番もガチンコ勝負をしていたら、体が持つわけはないから。
読了日:11月17日 著者:田端 良彦,相撲愛好会

2011年の棚橋弘至と中邑真輔
2011年の棚橋弘至と中邑真輔感想
やべえ。超面白い。柳澤健さん、次、ここくるとは。新日本プロレスを再生させた2人の物語。太陽と月。あるいは月と太陽なのか?新日本プロレスをどこまでも愛した男たちのストーリーは、暗黒期を知る人間にはたまらならい。
読了日:11月22日 著者:柳澤 健
想像ラジオ (河出文庫)想像ラジオ (河出文庫)感想
2011.3.11。あの日、一瞬にして多くの人の命が奪われた。一瞬にして、平穏な日常が失われた。本書は、命を奪われた者、そして残された者との、いわば心の交流を描き、どういうふうにこれから過ごせばいいのかの一つの方法を説いてくれる。いとうせいこうさんに対するイメージが、すっかり変わった。どこまでも優しさにあふれた感動作である。
読了日:11月23日 著者:いとう せいこう

サラバ! 中 (小学館文庫)
サラバ! 中 (小学館文庫)感想
中巻も一気読み。先の読めない展開は、あまりにも面白すぎる!僕━━主人公は中学生から高校生になり、やがて大学生になり社会人に。淡々と語られるなかで、周囲の嵐のような展開に驚かされるばかり。時代背景が自分とぴったり合致しているからか、物語の世界にズンズン引き込まれてしまう。読むにもパワーがいるから、心して下巻を手にしよう。
読了日:11月23日 著者:西 加奈子

サラバ! 下 (小学館文庫)
サラバ! 下 (小学館文庫)感想
下巻も結局一気読み。冷静かつ冷めた目で生きてきた主人公が、冴えない中年世代へと突入し、時は流れる。。。そして、想像しえなかったエンディングへ。家族とは何か、信じることとは何か、そんなことを壮大なドラマを通じて伝える物語は、本の帯にあったとおりに、魂ごと持っていく物語というキャッチそのもの。優れたエンターテイメント作品であり、熱い気持ちを呼び起こし、そして人生を生きることの素晴らしさに気づかせてくれる力作だった。人に勧めたくなる一冊だ。
読了日:11月25日 著者:西 加奈子

ゴリラはいつもオーバーオール (幻冬舎文庫)
ゴリラはいつもオーバーオール (幻冬舎文庫)感想
以前マンガを読んだときには、どうとも思わなかったが、コラムとなると俄然面白い!渋谷、サブカルなど、当時の世相も思い出しつつ読むと、なんとも味わい深い。relax編集部でのあれこれ、中目黒のコンビニDJのエピソードがたまらない。
読了日:11月26日 著者:渋谷 直角

天才になりたい (朝日新書)
天才になりたい (朝日新書)感想
やべ、面白い。読みやすくて、ついつい一気読み。南海キャンディーズ山里の自叙伝?もしかしたら才能はそれほどないのかもしれないが、前向きさ、それも陰鬱さがない感じで、だからこそ今の位置まで登りつめたんだろう。なんとも清々しい感じであった。社会に出る前の若者に読ませたいなと思わせる良書。
読了日:11月27日 著者:山里 亮太

ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録
ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録感想
財界、あるいは政界に生きる先人たちの自叙伝はいくつも読んできたが、どうしてこうして?なぜだか共感できないというか、響かない一冊だった。銀行時代の栄光はさておき、郵政社長としての没落も含め、なぜだか他人の問題的な。。。それでもここまでのし上がってくるのだから、相当な才覚はあったんだろう。
読了日:11月28日 著者:西川 善文

爆笑問題の日本原論 世界激動編
爆笑問題の日本原論 世界激動編感想
久々の再読。日本原論パート3。ちょうど2000年から2001年頃の時事問題トークだが、確かにいろいろあったなあ。。。中でも9.11はにわかには信じられない出来事だった。あとがきにあったビンラディンのお笑い芸は、終結したと祈りたい。
読了日:11月28日 著者:爆笑問題

クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書)
クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書)感想
「龍馬伝」「ハゲタカ」などを手がけた大友啓史氏による仕事論。NHK時代の上司に反発するエピソードなど、いかにもタイトルがぴったり。何かをクリエイトする人のみならず、普通の会社勤めの人にも、何かしら参考になると思う。静かに熱い・・そんな感じです。
読了日:11月30日 著者:大友 啓史

読書メーター




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# by anken99 | 2017-12-01 11:49 | 読書 | Comments(0)
  

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