2022年4月に読んだ本は8冊。
またしても2桁には届かず。。。
読みたかった浅倉未来の『強者の流儀』は、期待に添わぬ内容でGOOD。
あとは、北野本を2冊も読んでいるところあたりは、ちょっと日々の仕事に疲れていたのではないかと推測される。
読んだ2冊はいずれも面白かったが。
4月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1972
ナイス数:106
57歳で婚活したらすごかった (新潮新書)の感想
57歳の著者による、体当たり婚活ルポ。婚活アプリに婚活パーティー、あらゆる方法で結婚するための相手探しに挑む。男性が女性に求めるもの、女性が男性に求めるものが、それぞれ異なっているのは興味深い。それにしても、著者が実際に出会ったお相手のバラエティーに富んでいることといったら。。。ワタクシはすでに結婚してはいるものの、全く知らない世界であり興味深く読めました。
読了日:04月04日 著者:石神 賢介
浅草迄の感想
一気読み。たけしが浅草での芸人生活を始めるまで・・・すなわち「たけしくんハイ」でも描かれた足立区時代の生活や、明治大学に入ってからの日々を思い出語りする私小説。ワタクシ自身、同じ足立区内のすぐ近くで青春時代までを過ごしたこともあって、あらゆるエピソードが我がことのように思えてたまらない内容。足立区という特異な環境と、ユニークな家族が、天才を生んだことは間違いない。読みやすく面白く、時々手にして読み返したい一冊ができた。
読了日:04月04日 著者:北野武
論破力 (朝日新書)の感想
最近はニュースバラエティ的な番組にも多数出演し、その類まれなるトークテクニックを披露しているひろゆき氏。本書のタイトル「論破力」のとおり、どうすれば相手にトークで負けないのか、ひろゆき氏の思考を紹介する内容。要は、熱くならず、常に第三者的な視線で俯瞰することが大切なのか?死ぬわけじゃないし・・・という気持ちを持って臨むスタイル、土下座することすら恥と思わない思考も含めて、人生もっと楽に生きればいいんだなと思えた。
読了日:04月07日 著者:ひろゆき
強者の流儀の感想
RIZIN、そしてYouTuberとしても大活躍中の朝倉未来氏の著作。これもずっと読みたかったのだが、期待通りの内容でGOODでした。朝倉未来の思考が、自分の言葉で非常によくまとまっている。少年院上がりといったバックボーンがありながら、まさにここまで成り上がってきたのは、地頭がよいのだろう。考え方、そして言葉の節々から、それが伝わってくる。常に自分を第三者的な視点で見ることができる冷静さ、これも大変参考になった。気の置ける友人を大切にすること、夢を持つこと、こういった熱い部分にも共感する。
読了日:04月14日 著者:朝倉 未来
絆 走れ奇跡の子馬 (集英社文庫)の感想
震災、キズナ・・・。3.11に生まれた仔馬と、それを取り巻く人々の人間模様。結末は読む前から誰でもわかってしまうわけではあるが、それ以上に、競馬に関する丁寧な描写が、さすが島田さん。やはり競馬ファンにはたまらない。それはさておき、相馬野馬追、あらためて興味を持った次第。巻末のあとがきにあったが、木幡元騎手は引退後に相馬野馬追に参加されているのだなあ。あとは、本作はあくまでもフィクション。とはいえ、登場人物のモデルをあれこれ想像するのも楽しい。
読了日:04月17日 著者:島田 明宏
タモリさんに学ぶ「人生の後半」を生きるコツ (廣済堂新書)の感想
サクサクと読めた。タイトルと内容にズレがあったのは否めないが、要はタモリさんの処世術を解説するといった内容だろうか。世にあまたあるタモリ評伝の域を得ないが、やっぱりタモリさんの生き方は見るべきものがある。脱力しつつ、第三者的な視点で物事を俯瞰的に見る。そして究極の聞き上手になること。ゲテモノから国民的スターになったタモリさん、なかなかその域に達することは難しい。
読了日:04月17日 著者:内藤 誼人
キャバレーの感想
たけしと同じ時代を生きた芸人、綾小路きみまろさん。本作はあくまでもフィクションとのことだが、限りなくノンフィクションに近いんだろう。新宿のキャバレーをベースに芸人下積み人生を歩むきみまろさんの若き日々がつづられる。ハチャメチャな人々と、ハチャメチャな毎日。それこそがまさに昭和なんだと思う。きみまろさんを通して語られる心の葛藤は、まさにたけしさんが同じ時代に感じていたことそのものなんだろう。やがて、きみまろさんとたけしさんが交差し昭和芸人モノ、そしてたけし語りを愛する者の一人としてはたまらない作品。
読了日:04月19日 著者:ビートたけし
少年計数機 池袋ウエストゲートパークII (文春文庫)の感想
今さらながら先日手にした「池袋ウエストゲートパーク」。面白すぎて「II」も、満を持して読み始めた次第。本作に収載された4作品も、どれも完成度が高くて大満足。4作目は、綾瀬の忌まわしい事件がモチーフ?で、ちょっと読むのがつらいところもあったが、それでも一気読みに近いくらいのスピードでページが進んだ。マコト=長瀬智也が頭に思い浮かんでしまうんだが、それも含めて文字を映像化して楽しむことができるのはイイ。PHSにガングロのコギャル、クロムハーツなど、当時の世相を懐かしめるのも、オッサン読者にはたまらない。
読了日:04月26日 著者:石田 衣良
読書メーター
またしても2桁には届かず。。。
読みたかった浅倉未来の『強者の流儀』は、期待に添わぬ内容でGOOD。
あとは、北野本を2冊も読んでいるところあたりは、ちょっと日々の仕事に疲れていたのではないかと推測される。
読んだ2冊はいずれも面白かったが。
4月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1972
ナイス数:106
57歳で婚活したらすごかった (新潮新書)の感想
57歳の著者による、体当たり婚活ルポ。婚活アプリに婚活パーティー、あらゆる方法で結婚するための相手探しに挑む。男性が女性に求めるもの、女性が男性に求めるものが、それぞれ異なっているのは興味深い。それにしても、著者が実際に出会ったお相手のバラエティーに富んでいることといったら。。。ワタクシはすでに結婚してはいるものの、全く知らない世界であり興味深く読めました。
読了日:04月04日 著者:石神 賢介
浅草迄の感想
一気読み。たけしが浅草での芸人生活を始めるまで・・・すなわち「たけしくんハイ」でも描かれた足立区時代の生活や、明治大学に入ってからの日々を思い出語りする私小説。ワタクシ自身、同じ足立区内のすぐ近くで青春時代までを過ごしたこともあって、あらゆるエピソードが我がことのように思えてたまらない内容。足立区という特異な環境と、ユニークな家族が、天才を生んだことは間違いない。読みやすく面白く、時々手にして読み返したい一冊ができた。
読了日:04月04日 著者:北野武
論破力 (朝日新書)の感想
最近はニュースバラエティ的な番組にも多数出演し、その類まれなるトークテクニックを披露しているひろゆき氏。本書のタイトル「論破力」のとおり、どうすれば相手にトークで負けないのか、ひろゆき氏の思考を紹介する内容。要は、熱くならず、常に第三者的な視線で俯瞰することが大切なのか?死ぬわけじゃないし・・・という気持ちを持って臨むスタイル、土下座することすら恥と思わない思考も含めて、人生もっと楽に生きればいいんだなと思えた。
読了日:04月07日 著者:ひろゆき
強者の流儀の感想
RIZIN、そしてYouTuberとしても大活躍中の朝倉未来氏の著作。これもずっと読みたかったのだが、期待通りの内容でGOODでした。朝倉未来の思考が、自分の言葉で非常によくまとまっている。少年院上がりといったバックボーンがありながら、まさにここまで成り上がってきたのは、地頭がよいのだろう。考え方、そして言葉の節々から、それが伝わってくる。常に自分を第三者的な視点で見ることができる冷静さ、これも大変参考になった。気の置ける友人を大切にすること、夢を持つこと、こういった熱い部分にも共感する。
読了日:04月14日 著者:朝倉 未来
絆 走れ奇跡の子馬 (集英社文庫)の感想
震災、キズナ・・・。3.11に生まれた仔馬と、それを取り巻く人々の人間模様。結末は読む前から誰でもわかってしまうわけではあるが、それ以上に、競馬に関する丁寧な描写が、さすが島田さん。やはり競馬ファンにはたまらない。それはさておき、相馬野馬追、あらためて興味を持った次第。巻末のあとがきにあったが、木幡元騎手は引退後に相馬野馬追に参加されているのだなあ。あとは、本作はあくまでもフィクション。とはいえ、登場人物のモデルをあれこれ想像するのも楽しい。
読了日:04月17日 著者:島田 明宏
タモリさんに学ぶ「人生の後半」を生きるコツ (廣済堂新書)の感想
サクサクと読めた。タイトルと内容にズレがあったのは否めないが、要はタモリさんの処世術を解説するといった内容だろうか。世にあまたあるタモリ評伝の域を得ないが、やっぱりタモリさんの生き方は見るべきものがある。脱力しつつ、第三者的な視点で物事を俯瞰的に見る。そして究極の聞き上手になること。ゲテモノから国民的スターになったタモリさん、なかなかその域に達することは難しい。
読了日:04月17日 著者:内藤 誼人
キャバレーの感想
たけしと同じ時代を生きた芸人、綾小路きみまろさん。本作はあくまでもフィクションとのことだが、限りなくノンフィクションに近いんだろう。新宿のキャバレーをベースに芸人下積み人生を歩むきみまろさんの若き日々がつづられる。ハチャメチャな人々と、ハチャメチャな毎日。それこそがまさに昭和なんだと思う。きみまろさんを通して語られる心の葛藤は、まさにたけしさんが同じ時代に感じていたことそのものなんだろう。やがて、きみまろさんとたけしさんが交差し昭和芸人モノ、そしてたけし語りを愛する者の一人としてはたまらない作品。
読了日:04月19日 著者:ビートたけし
少年計数機 池袋ウエストゲートパークII (文春文庫)の感想
今さらながら先日手にした「池袋ウエストゲートパーク」。面白すぎて「II」も、満を持して読み始めた次第。本作に収載された4作品も、どれも完成度が高くて大満足。4作目は、綾瀬の忌まわしい事件がモチーフ?で、ちょっと読むのがつらいところもあったが、それでも一気読みに近いくらいのスピードでページが進んだ。マコト=長瀬智也が頭に思い浮かんでしまうんだが、それも含めて文字を映像化して楽しむことができるのはイイ。PHSにガングロのコギャル、クロムハーツなど、当時の世相を懐かしめるのも、オッサン読者にはたまらない。
読了日:04月26日 著者:石田 衣良
読書メーター
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by anken99
| 2022-05-05 00:32
| 読書
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